○ 帰る ページ2
『お父様とお母様もその、不死鳥の騎士団にいたの？』
母｢いたのはシリウスだけよ｣
シ｢その頃レベッカのお腹の中にリアがいたからな｣
『でも卒業してすぐ魔法省の闇祓いになったんでしょ？』
母｢えぇ、絶対安静だったから前線には立たなかったのよ。基本的には魔法省にずっと居たわ｣
ヴォルデモートがいなくなり解散となったものの、ハリーの目撃した証言によりまた再結成することになったと聞かされ少しづつことの深刻さを理解し始めた
今いる家はシリウスの幼少期の家らしく大分年季を感じる
『そっか……ハリー達にも再結成のこと教えないと』
シ｢いいや。ハリーに言ってはいけない｣
『ぇ？』
母｢ダンブルドアからハリーにはまだ教える時ではないって言われてるの。あと手紙はここにいる間送るのは控えてね｣
『ロンやハーマイオニーにも教えたらダメ？』
母｢2人ならモリーから聞くはずだから教える必要はないわ｣
それなら近いうちに2人もモリーさん達に連れられてここに来るのかな
『ぁ、どうしよう……私ハリーに毎日手紙を送るって約束したの』
母｢あら、それならお家から送れば問題ないわ。コレット｣
コ｢はい、どうされました？｣
母｢リアをよろしくね｣
コ｢かしこまりました、レベッカ様｣
コレットがこちらにやってきて手を掴んだ瞬間、見慣れた屋敷が目の前に現れた
『話聞いてたの？』
コ｢実はこっそりと。レベッカ様にはバレていたようですが｣
『そりゃお母様は凄い人だもん』
久しぶりの我が家に帰ってこれたことに少しばかり心が踊る
重厚感のある玄関の扉に手をかけた
その時
『……ん？これは』
コ｢お手紙ですか？なぜこんな足元に｣
危うく踏みかけた真っ黒な封筒を手に取り裏を見る
"D . M"
『これ、私宛だわ』
コ｢ご学友の方でしたか。お嬢様がこちらにいらっしゃらない事をご存知なければこちらに届けてしまってもおかしくはないですね｣
でも私が居ないと分かれば持ち帰りそうなものだけど
ここで考えていても仕方がない為ポケットにしまい今度こそ扉を開けた
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りかこ(プロフ) - とても面白いお話でした！話の展開がスムーズだし、文章も内容もスッと入ってきて一気に読みました！更新楽しみにしています✨ (2月28日 20時) (
レス) @page21 id: d00547c92a (このIDを非表示/違反報告)
岡Ｐ(プロフ) - お話とても面白かったです。更新楽しみにしています。 (2月15日 2時) (レス) @page19 id: e3d27a2b53 (このIDを非表示/違反報告)
まな(プロフ) - とても面白くて一気に全部読んでしまいました。更新気長に待ってます！ (6月20日 6時) (レス) @page10 id: 0028381799 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かるーあ | 作成日時：2022年12月23日 15時
