【ツイステ】今夜、モストロ･ラウンジで会いましょう (ページ34)

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【大食堂】

食事を持ち賑わっているところから少し離れた場所に座る

ジ｢Aさんすみません｣

『え？何かあったかしら？』

ジ｢トレイさんとケイトさんといらしたのに｣

『あぁ、そんなこと気にしなくていいわ。あの2人とはいつでも話せるもの』

ジ｢ﾌﾌｯありがとうございます｣

世間話をしながら静かに食事をする

『いつもジェイドくんと話す時は基本的にフロイドくんとアズールくんもいるから2人だけって新鮮ね』

ジ｢そうですね。Aさんもトレイさんとケイトさんが傍にいますしね｣

『確かに。』

話はモストロ・ラウンジについてに変わりその流れでフロイドの話題が上がる

『今日はモストロ・ラウンジに行けないからフロイドくんとは会えなさそうだわ』

ジ｢？？何かご用事が？｣

『明日はうちの寮伝統のなんでもない日おめでとうのパーティーがあって、その料理担当をしてるの。

だから今日の放課後は寮のキッチンで下準備する予定』

ジ｢あぁ、明日なんですね。その料理は別の場所では作れないのですか？｣

『別の？……出来ないことはないと思うけど、寮生に運ぶのを手伝ってもらわないと行けなくなるわ』

ジ｢……｣

何かを考える素振りをするジェイド

ジ｢それなら、モストロ・ラウンジの厨房をお使いになってはどうです？｣

『えっ、』

ジ｢そうしたらオクタヴィネルの寮生達でAさんのお手伝いが出来ますし｣

『でも、営業の邪魔になってしまうんじゃ』

ジ｢お気になさらないでください。むしろAさんがいらしてくだされば寮生の士気も上がります｣

にこにこしているのに何故だか断れない雰囲気で遂、首を縦に振っていた