37【どうしても重ねちゃう愚かな自分】 ページ6
「てことでしばらく現世に行ってくる。」
ギ「大変やなァ。大丈夫なん?」
私を抱きしめ私の肩に顎をのせてるギンを少し可愛く、少し邪魔くさく思いながら、荷造りしている。
「うん。てか大丈夫じゃなくても藍染サマの御命令ですからねぇ。」
話し方も似てるからかな。
いっつもギンと話すと真子を思い出す。
「〜!!優しくすんな!!ばか!!」
ギ「優しくすな言われてもなァ。これが僕の性格やから。」
「あっそ!」
ギ「…ボクと平子隊長。似てる?」
「え!?に、に、似てないよ!!
顔立ち全然違うし!髪の毛だって色違うし」
何いきなり言ってるのと動揺してしまい失敗したと思ってるとプイッとそっぽをむいてしまった。
ギ「別にええけど。」
「ご、ごめんね。真子と重ねちゃって。」
ギ「それを承知の上で付き合ってるんやろ。気にしちゃアカンで。」
眉を下げ細い目をさらに細めて笑う姿にどこか寂しさを感じた。
「うん。それじゃあもう行くね。」
ギ「あァ。気ィ付けてな。」
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まかろん(プロフ) - エメリオさん» ありがとうございます☆頑張ります! (2016年10月10日 19時) (レス) id: 9d7a01524c (このIDを非表示/違反報告)
エメリオ - 続編全部見たよ!とってもいい作品なので、こらからも更新応援してるよ!! (2016年10月10日 2時) (レス) id: eb06472d7c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:朱雀 | 作成日時:2016年9月29日 18時