62【執行猶予】 ページ31
私が藍染とソウル・ソサエティを裏切った3日後のこと。
私はソウル・ソサエティに戻った。
裏切れなかった。違う。裏切った事が怖くなった。
山「それで…。戻ってきたという訳か。九条五番隊第二隊長。」
「はい。今話したこと嘘偽りございません。それに私は九条でも、五番隊第二隊長でもございません。東雲Aです。四十六室からの刑はもちろん受けます。」
山「うむ。しかし現在四十六室は全滅。なので刑は儂が下す。」
目を伏せながら渋い声で言った。
「分かりました。」
千年くらいの投獄かな。千年も退屈だろうな。
山「東雲A。執行猶予100年。」
「え?そんな…。」
なんでそんなに軽いの!?そんなんでいいの!?だってあんなことしたのに…重罪でしょ!!
山「その代わりと言ってはなんだが…おぬしには藍染らの監視をしてもらう。」
「!?…はい!!この命に変えてもその指令まっとうします。
この度の御恩必ず!!」
深々と頭を下げた。
山「恩など売ったおぼえはないわい。それより殺されるなよ、東雲隊長。」
たいちょう。体調?いや、隊長!?
「た、隊長!?私は大罪人ですよ!?」
山「おっと言い忘れておった。以後、五番隊隊長は君に任ずる。新任の儀は…。今の状況だ。
この一件が終わった後にとり行う。」
「新任の儀なんていいですよ〜。」
少し照れたように言うと総隊長は少し表情が緩んだ。
山「そうもいかん。現状では隊長の仕事もまともにはできをだろう。表向きには五番隊隊長は欠員ということでよいか?隊長数名には極秘で君が五番隊隊長となった事を伝えておく。」
「承知致しました。」
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まかろん(プロフ) - エメリオさん» ありがとうございます☆頑張ります! (2016年10月10日 19時) (レス) id: 9d7a01524c (このIDを非表示/違反報告)
エメリオ - 続編全部見たよ!とってもいい作品なので、こらからも更新応援してるよ!! (2016年10月10日 2時) (レス) id: eb06472d7c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:朱雀 | 作成日時:2016年9月29日 18時