たとえ、貴方の敵になっても私は貴方を守る。2

59【まだ見ぬ真実。】 ページ28

「うっ！」
腹部にとてもひどい痛みがはしる。

真「起きたか。A。」

「起きましたよ。早くはずしてよ真子。」

どこかの廃工場みたいなところ。きっと仮面の軍勢の活動拠点だろう。

真「いつの間にか真子言うてくれるようになったなァ。」

「は？＼＼＼べ、別にいいでしょ!!!」

改めて言われると恥ずかしいものです。

真「嬉しいんや。
昔は隊長、隊長、〜です。〜ます。
本当に恋人かっ!？てな。
ありがとう。」

優しく微笑む真子をみて照れてしまい顔を背けた。

「いーえ！どういたしまして!!じゃなくて、この結果はずしてよ。」

真「そんなんダメに決まっとるやろ。なにしでかすかわからんのに。」

「うーわ。拉致られた。たーすーけーてー。」

棒読みで叫んだ。

真「拉致ってないし!!てか、たすけてって…。
、、、それじゃァ…オレが助けたるわ。」

いきなり何を言うかと思えば、こっちに歩いてきて私を抱きしめた。
頭に大量のハテナが…。

「え、ちょっと!？＼＼＼なにやってんスか!？!？」

真「もう、無理しなくてもええから。辛かったなA。」

まだ、、、まだ気付いてないね。
真子。

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