たとえ、貴方の敵になっても私は貴方を守る。2

53【退屈な戦いはやめてね？】 ページ22

「やっほー黒崎くん!!元気してた？」

黒「てめえ。また現世に来やがったのか!!」

私は瞬歩で黒崎くんの隣に行った。

「虚化、完成した？(ﾎﾞｿｯ)」

黒崎くんの耳元でクスクスと笑いながら質問したら腕で殴られそうになったので元の位置に戻った。

グ「Aさん。さっき俺が勝ったんすよね？邪魔なんでどいてもらっていいすか。」

「うるさいなァ。分かってるつの。」

さっきのジャンケン見事に３連敗。

「もう一度だけ〜。」

とお願いしても、

グ「もういいでしょ。敗けを認めて下さい。」

と言われあきらめた。

グ「…よォ、探したぜ死神。」

黒「…こっちのセリフだぜ。見せてやるよ。この１ヶ月で俺がどんだけ変わったのかをな！」

見てるのもいいけど退屈な戦いだとどちらも殺っちゃうかもな。

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