50【井上織姫がターゲット】 ページ19
コンコン
ギ「入るで。」
「えっちょっといきなり…。」
ギ「いきなりやないやろ。ちゃんとノックしたやないか。」
「そりゃそうだけど…。」
雑誌を読みながら横になっていたソファーに座りなおすと隣に座ってきた。
「…。」
ギ「そなよそよそしいのやめよ。
な?この空気耐えきれんわァ。」
「んな事言われても。」
何も言葉がでない。この間あんなことがあったから。少しどころの気まずさじゃない。ま、こいつはそんな事これっぽっちも思ってないんだろうけど。
ギ「今はァ井上織姫に興味持っとるようやなァ。」
「はやっ。乗り換え早いなぁ。」
ギ「いややなァ。そら勘違いやで。ボクやなくて藍染隊長。あの能力おもろいからなァ。誘拐でもしてくるんちゃう?」
「誘拐って…。」
苦笑いをするとギンが思い出したように言った。
ギ「おっと。肝心な事言い忘れてたわ。藍染隊長から呼び出し。今の事やない?きっと。」
私が苦い顔をしているとあきれたように笑った。
ギ「呼び出しの度その顔すんのやめ。
ブスに見えるで。」
「ブスでけっこう!こういう顔になっちゃうの!!
指令めんどいから。」
ギ「正直やなァ。正直な事はええけどそろそろ行かんと怒られるで。」
「え〜。」
ギ「ほら。ちゃんと歩きぃ。」
ギンに腕を引っ張られながら歩いていった。
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まかろん(プロフ) - エメリオさん» ありがとうございます☆頑張ります! (2016年10月10日 19時) (レス) id: 9d7a01524c (このIDを非表示/違反報告)
エメリオ - 続編全部見たよ!とってもいい作品なので、こらからも更新応援してるよ!! (2016年10月10日 2時) (レス) id: eb06472d7c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:朱雀 | 作成日時:2016年9月29日 18時