49【涙と雨】 ページ18
「てめえ…!俺の腕を…!!殺す!!!」
「…。やめなよ。お前が東仙さんを攻撃するとそこまでの命になるよ。」
グ「うるせえよ!ひっこんでろ東雲A!!」
霊圧を高めグリムジョーに向けた。
グ「うっ!」
「うるせえ?ひっこんでろ?誰の為に言ってあげてるのか…分かる?
てめえのためだよ。分かってんか?ガキが。」
グ「チッ!」
藍「ありがとうA。もう少しで…
殺すところだったよ。」
非常に冷ややかで刺々しく恐怖を感じさせる霊圧が私にも向けられた。
なぜ!?
「と、ところでこっちに呼び戻して…動向を探るのはもういいんですか?」
藍「あァ。だいたい様子はうかがえた。
黒崎一護も仮面の軍勢へ虚化の操り方を教わるだろう。そろそろ僕達の真の目的も知られる頃だろうし十刃完成させようか。」
「そうですね。」
―――涙が雨と共に流れていったあの日。
なぜ涙を流したのか記憶にない。
微かに覚えているのは悲しいと思っていたこと。
ただただ悲しくて。
雨に濡れ体から体温が奪われることを感じながら涙が次から次へと流れてくる。
いずれこの雨も涙も降らなくなる日が来るのだろうか。
そう思いながら瞳を閉じた。
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まかろん(プロフ) - エメリオさん» ありがとうございます☆頑張ります! (2016年10月10日 19時) (レス) id: 9d7a01524c (このIDを非表示/違反報告)
エメリオ - 続編全部見たよ!とってもいい作品なので、こらからも更新応援してるよ!! (2016年10月10日 2時) (レス) id: eb06472d7c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:朱雀 | 作成日時:2016年9月29日 18時