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43【昔よりも馬鹿らしい言い合い】 ページ12

真「待てや!A!!」

「ウゲッ!!」

真「何やウゲッて!
てか、なんでここにいんねん!まさか他の奴らも…!」

警戒して刀を持つ真子をみながらどう言い訳するかどうかを考えていた。

「他の奴らはいません。私は…さ、散歩してただけですー!
それよりついてこないでよ!!
このストーカー!」

真「はァ!?ストーカーって何やねん!散歩してたってそんな嘘通じるかボケ!」

「ボケ!?いつもボケっとしてるのはそっちでしょ!!
どいて!もう帰るんだから!!」

真「A!!」

「ねぇ、そのAは九条Aのことでしょ?
九条Aはもういないんだって!何回言わせれば気がすむの!?
私は東雲A!!」

真「意味わからんし!何で急に東雲Aになって俺らん敵になってんかもわからん!!何があったんや!」

「うっさいなァ。」

色々と聞いてくる真子を少しうざったく思い、顔の前に手をかざした。

真「そ、それは…。お前も…!?」

「そう。てことで。」

帰ろうと体の向きを反対にしたとき、真子は私の手首を掴んだ。

「…離して。」

そして私の体を引き寄せ抱きしめた。

「…離してよ。」

少し嬉しいと思った。
けど、罪悪感のあるなか、抱きしめられても苦しいだけとも思った。

真「A。やっと会えた。」

優しく懐かしい声だった。

「離してって。」

体を離れようとよじるが真子の力が強いのか、私の力が入ってないのか全然離れられなかった。

真「ごめんな。守れなくて。」

涙がこぼれそうになった。
違うのに。私が守りたくて、私が勝手に守ろうとしてるだけなのに。
こぼれた涙を見た真子が指でふきとってくれた。

真「ごめん。」

ギ「アカンなァ。A。浮気かいな。」

「ギン…!」

ギンの目には目を見開いて驚いて真子に抱きしめられてる私の姿と、静かな怒りがあった。

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まかろん(プロフ) - エメリオさん» ありがとうございます☆頑張ります! (2016年10月10日 19時) (レス) id: 9d7a01524c (このIDを非表示/違反報告)
エメリオ - 続編全部見たよ!とってもいい作品なので、こらからも更新応援してるよ!! (2016年10月10日 2時) (レス) id: eb06472d7c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:朱雀 | 作成日時:2016年9月29日 18時

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