今日:1 hit、昨日:1 hit、合計:469 hit
小｜中｜大
新学期5 ページ6
『んーん！ちょっと眠かっただけ！』
と、ヘラっと笑いながら毎度同じ言い訳を言う
いつもそんな小さな事で特に気が付くのはいつもいるグループのアヤ。
前髪を作らず左右に分けられた髪。
清潔感のあるポニーテール。
派手すぎず地味すぎずちょうどいい服。
前髪からなのか大人びて見える。
アヤは去年通知表でオールAをとっていて、礼儀正しく運動神経もよく、成績感も強い。
まさに誰もが認める
”優等生”
そんな正義感の強いアヤは道徳の時間が1番活発だ。
5年生の３学期、道徳の授業で障害者の人、顔が半分潰れてしまっているような生まれつき体が不自由な人についてだ。
「あなたはどのくらい人を外見で判断しますか？」
後からきたプリントで、あなたは何％外見で判断する？と、いう内容だ
その後はいろんな人が
「10%！」 「5%！」
などと素晴らしい発言をする。
もちろんアヤも当てられ、
「私は0%です。なぜならどんな人でも自分たちと同じ人間ということに変わりはないからです。」
まさに優等生の発言
それに比べて私は・・・・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ミナミ | 作成日時：2018年5月17日 22時
