【銀魂】男装少女が生まれ変わりました【坂田銀時】

114.無題 ページ44

初対面なのに見たことあるなんて変だろ？







普通、そうだろ






なのになんで






そんな悲しそうな顔をするんだ…銀時






銀時を見れば、少しだけ眉を寄せ、悲しそうな顔をしていたのだ






銀時はたまに、悲しい目をするときがある






それを見るたびに、なぜか俺の心がズキリと痛むのだ






その理由は、俺には分からない…。どうしたら笑ってくれるか分からない






でも







俺は、笑ってる銀時の笑顔が好きなんだよ？







その時だった






A「ッ！」






頭に激しい頭痛が襲いかかったのだ






その時走馬灯のように、色々な風景が頭の中を駆け巡る








『A！！』









___これは









なんだ？









その正体も分からず、Aはその場で倒れた







銀時「Aッ！！」







Aが倒れたのを目にし、銀時は弾けるようにAの元へ移った







目を閉じ、荒い呼吸をしている。デコを触れば物凄く熱かった






銀時「A！しっかりしろ！おい！！」







身体を揺するが全く起きる気配が出ない






焦る銀時を乗せたコンドラは、ようやく一周回るのを終えた








スタッフがドアを開けた瞬間に、銀時はAを横に抱いて勢いよく走り抜けた








___どうすればッ







普通はスタッフなどに預けるが、今の銀時にはそんな考えが思いつかないのだ








神楽たちはもう仕事する時間がとうに過ぎており、この遊園地にはもういない







空は暗くなり、人も大分少なくなっている






銀時はあてもないが、一旦遊園地から出た

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