【銀魂】男装少女が生まれ変わりました【坂田銀時】

107.無題 ページ32

銀時「…さて、そろそろ俺も帰ぇるか」





「どっこらせ」とジジくさいことを言いながら椅子から立ち上がる銀時






なんだもう帰ってしまうのか…つまんないな





銀時「今日はありがとな、また会おうな」





ニッと笑って病院から出て行く銀時。うん、今度遊びにでも行こう






銀時は面白い奴だったな、それにいい奴だ






始めて会ったのにここまで打ち解けるのって凄くない？読者のみなさん！！






カメラ目線に向かってそう叫んだ後、歩いて行く銀時の後姿を少し見た






見えなくなったら俺は部屋の掃除をしようと色々道具を持ってきた






掃除機やちりとりや箒などなど





やるぞーー！と気合いを入れた瞬間だった







A「これ………銀時の木刀じゃね？」






今までずっと銀時が座っていた椅子の上に『洞爺湖』と書かれた木刀がポツンと置いてある






俺もいつも木刀を持ち歩いているが、洞爺湖とは書かれてないし第一今手元にある。銀時ので間違いない






A「届けるか…」






今度会うと思った矢先、まさかの今日という…





あ、場所の心配はご無用。銀時から名刺もらったから住所が分かるのだ





俺は洞爺湖を左手に持ち、まだ銀時に追いつけると思って小走りでかけていった



〜〜〜〜〜


その頃俺〜




銀時「急げ急げ」




Aに追いつかれない為にもダッシュで万事屋に帰っている





洞爺湖置いってたの………ワザとです！！テヘ☆





ほら言ったじゃんさっき「諦めない」って






Aに猛アタックして、Aを惚れさせてやる！！俺の恋はまだ終わってない！！



前の思い出も思い出させる！！





俺の人生の目標決まったぜ！！





待ってろよA！！




銀時は走りながら笑うという不気味な行動に、街行く人は冷めた目で見ていた

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