【銀魂】男装少女が生まれ変わりました【坂田銀時】

105.もう諦めない ページ30

土方「ということだ、あれから俺達はAと会ってねぇ


いつまで経ってもAに会えねぇもんだからと、調べてみりゃAは死んでいた

そんでこの生まれ変わりのAに会ったってことだ」








土方は深く煙草の煙を吐き、言葉を続ける








土方「今度会ったらイタズラするっつったのにな……今のAは生まれ変わる前のことは全く覚えてねぇ


あいつは"AであってAじゃねぇ"んだ」








悲しいような寂しいような目で、土方はAが入っていった部屋を見つめながら言う







"AであってAじゃない"







前の思い出、銀時や土方も何も覚えていないAは、銀時の知ってるAではない






でも___







銀時「…例え俺達のことを知らなくても、俺達の思い出を覚えてなくても、あいつは"A"だ


覚えてないのなら、思い出させるまでだろ？」








銀時の目は、悲しい目をしていなかった。真っ直ぐ状況を受け止めて、真っ直ぐ前を向いている








Aが死ぬ直前に言った言葉







『真っ直ぐ前を向け』






そう言ってAは去って行ったのだ






今、銀時の心はくじけたりはしていない






もう二度と会えないと思っていたやつが、生まれ変わって"ここ"にいるから






今までずっと、叶わないと諦めていた






だけど






___もう、諦めたりはしないからな



〜〜〜〜〜



銀八「うぃ〜イラストコーナーで〜す。今回は十六夜さんからのリク『十六夜さん小説の夢主とのコラボ2』で〜す」




http://uranai.nosv.org/img/user/data/a/f/2/af25e9b83648d975efffa1c8eeb685e6.jpg




銀八「はい、こんな感じになりました。作者から『画力下がった気がする(´Д` )』だそうだ〜」





新八「先生、作者のコメ要らないです」





銀八「それもそうだな」




A「そういや先生、ここに終隊長はいないのか？」



銀八「A、ここでは隊長と言うな。あと真選組隊服じゃなくて学校の制服着てこい」




おまけ〜


http://uranai.nosv.org/img/user/data/1/5/3/153728e59e5f2db4289547c20c485c70.jpg

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