ろくでなし共の放浪旅【銀魂×ONEPIECE】

二十六話目 ページ27

銀時side


ゾロ｢まァ、どの道ワンピースを目指すからには、その航路を辿るしかねェんだ･･･良いだろう｣


コビー｢いいって、貴方までゾロさん!｣


ゾ｢別にお前は行かねぇだろ･･･?｣



ゾロとコビーが話してるのを聞き流しながら高杉と今後の事を話していた。



銀｢面白そうだな。俺らも行くか？グランドライン｣



高｢まァ、俺もちーと興味がある。行くか｣



コ｢えっ貴方達まで！さっきの説明聞いてました！？｣



するとコビーが急に話に入ってきた。別に良くね。注意してくれてんのは有難いけどよ。



コ｢大体貴方達でっかい船とかあるんですよね。グランドラインに入る過程だって危ないんですよっ！｣



銀｢ねぇよ？小舟｣




コ｢それでどぉーやって入る気ですか！｣




銀｢気合い｣



コ｢バカなんですかっ！？｣



バカってちょっと酷くね？船買う金無いし。小舟でも行けるよ、多分。


とか考えたらまたゾロが話題を変えてきた。



ゾ｢あ。そういやコビーが二人でグランドライン･･･

とか言ってた気がするが、お前らもルフィの仲間なんじゃねぇのか？｣


銀｢ん？違ぇよ？俺らは嫌だけど二人で旅してるだけだ。仲間じゃねぇ｣



ル｢えーっ！？仲間じゃ無かったのかっ！？｣



銀｢えー！？仲間だと思ってたの！？｣



高｢五月蝿ぇぞ。お前ら｣



いつから仲間だと錯覚していた･･･？



んー、別にさ俺的には仲間になっても良いと思うけどよ。


俺らは生涯未婚野郎(松陽)のせいで来た訳だし。旅が終わったら帰らなきゃいけねぇんだよな。


仲間になったら別れづらい。だから無理ッ！


ル｢俺ら一緒に戦ったろ！？もう仲間で良いじゃねぇかよ！
なぁゾロ。お前も仲間増えたら嬉しいだろ！？｣



ゾ｢俺は別にどっちでもいいがな｣



銀｢いや無理なんだって。俺らにも事情が有るんだよ｣



ル｢事情ってなんだよっ！｣



銀｢だぁーかーら。大人には大人の事情があるの。深掘りしないの｣



｢どういう事だよっ｣ってめっちゃ聞いてくるルフィ。しつけぇな。

このまま話してるとずっと同じ会話続きそうだしなぁ、

あ、いい事思い付いた。




銀｢仲間にはならねぇ。が、少しの間だけはお前らと一緒に居てやるよ。

･･･これならどうだ？｣



ル｢えー･･･。俺絶対仲間にしてやる｣



銀｢はいはい、頑張れよ｣


まぁ無理だと思うけどね。

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