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A視点
ころんは男女問わず人気で、優しくて、かっこよくて、女子がこそこそ私の悪口を言っているのは知っていた。
ー「なんでAちゃんだけ？」
ー「Aってころんくんに馴れ馴れしいよね」
ころんと私じゃ釣り合わないなんて知ってたけど、別にいいじゃん。幼馴染なんだから仲良くて当たり前じゃん。直接私に言いにくるんじゃなくて陰で言われるのは一番つらいよ。
でも、ころんはそれに気づいて元気付けてくれた、ずっと私の味方でいてくれた。
なのに、やっぱりからかわれてただけだったのかな…
本当は結衣ちゃんのことが好きなのかな
考えたところで分かるはずなんてなくて…
る「Aちゃん？大丈夫ですか？」
『え？あぁ、うん。もう帰ろっか…』
る「でも…」
『別に大丈夫だから』
る「はぁ、Aちゃんって馬鹿なんですか？僕の前で作り笑いしても無駄だって言いましたよね？
…帰りましょうか」
何故バレた…
『…うん』
お互い少し気まずくて沈黙が続いていた。なにを言おうかと悩んでいるとるぅとくんが先に口を開いた。
る「さっき、なに考えてたんですか？」
『え？』
る「ころちゃんを見てぼーっとしてたじゃないですか」
『あぁ…いや、胸が痛いなぁって、どうしてかな』
る「…やっぱり僕じゃダメですか？どうしたら好きになってくれますか？僕、ほんとにAちゃんのこと好きなんです。大好きなんです。」
どうして私なんだろうか…かっこよくて性格も良くてモテるのに。私なんかより可愛い子なんてたくさんいるのに…
『私も…好きになりたいよ…』
あぁ、泣いてしまった。ほんとに弱い。自分で自分に呆れるや…
すると突然るぅとくんが手をつかんで走り始めたと同時に
こ「るぅとくんとA？…って、は？！なんで逃げてんの？！」
というころんの声が聞こえた。
ころんに泣いてるとこなんて見られたくない。
それをるぅとくんもわかっていたのだろう。
走って逃げ出してしまった…
る「すいません突然走ったりして。ここまで来ればころちゃんもわからないでしょ！ふふっ」
そう自慢げに言うるぅとくんになぜか安心して抱きついてしまった。
る「え？！ちょっ！Aちゃん？！」
るぅとくんは驚いていたけどすぐに腕を背中に回して、頭を撫でてくれた。
る「…辛かったよね」
『…うん』
ーこのままるぅとくんを好きになれたらどれだけ幸せだろうか…
期待ばっかりさせてごめんね…
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シュガー(プロフ) - きずなさん» 返信遅くなってしまってすいません！ありがとうございます！凄く嬉しいです！ (2020年7月30日 16時) (
レス) id: b8f95f32e6 (このIDを非表示/違反報告)
きずな - 拝見しましたとてもいいお話でした。新作楽しみしてます (2020年6月30日 7時) (レス) id: 56f6207354 (このIDを非表示/違反報告)
ichigo@水くんの同担のアホ、 - シュガーさん» あ、不快になった訳でわありません、、、 (2020年5月10日 14時) (レス) id: a898904401 (このIDを非表示/違反報告)
シュガー(プロフ) - ライさん» ありがとうございます！番外編の方も書こうと思うのでもう少し見てくれたら嬉しいです！ (2020年4月30日 17時) (レス) id: b8f95f32e6 (このIDを非表示/違反報告)
ライ - 完結おめでとうございます！私、シュガーさんの小説好きです！これからも頑張ってください！(≧▽≦) (2020年4月30日 17時) (レス) id: 3f20e55985 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シュガー | 作成日時：2020年4月3日 0時
