第39話 ページ41
「よし 任務完了」
イルガーが爆発したのを見届ける遊真
木虎はというとイルガーから落ちた後 同じく川に着水したようだ
バシャ
「げほっげほっ((なんなのよさっきの・・・・・近界
民が川に引きずり墜とされた・・・・・!?))」
咳き込みながらも必死に頭を回転させる
「((あのまま行けばまちがいなく街に墜ちてたはず
誰かに助けられたの・・・・・?A級の私が・・
・・・))」
ふと堤防の下を見るとそこには沢山の人に囲まれた修の姿
「あのまま生き埋めかと思った きみのおかげで助か
ったよ」
「ありがとうございます!」
「いえぼくは当たり前のことをしただけで・・・・
・そんな大したことは・・・・・」
ポタポタと地面に落ちる水滴
「 ((また 市民相手にポイント稼ぎ・・・・・優等生
ぶって そんなに人気者になりたいわけ?))」
『違うよ』
「!?」
ばっと後ろを振り向くとそこには笑みを浮かべた優菜の姿
開かれた瞳の色はまた綺麗な黄金色に変わっていた
『オサムはそんなこと考えない』
そう言いわたしはオサムに目を移した
オサムはわたしたちに気付いたようだ
「彼女です皆さん 赤い服を着た彼女が近界民を倒し
てくれたんです」
「・・・・・!」
『な?』
少女が笑ってそう言えば木虎は顔を反らした
「そうなのか!?」
「あっあれ嵐山隊の木虎じゃん!」
「ありがとう!さすがA級隊員だ!」
「命の恩人だな!」
次々に木虎への感謝の言葉がかけられる
後ろで砂利を踏む音 どうやら遊真が来たようだ
『よくやったユウマ』
小さな声でわたしはユウマを褒めながら頭をわしゃわしゃおもいきり撫でた
ユウマがイルガーを川に落とせなかったら間違いなく街の人は大量に死/んでいた
「ほらな?言っただろ?おまえとオサムじゃ勝負に
なんないって」
「・・・・・!」
「あいつはおまえとは見てるもんが違うよ」
木虎はオサムの様子を見つめながらやがて口を開いた
「・・・・・確かに ただのC級隊員じゃなさそうね
」
「けどおまえもけっこうすごいな
あのサカナ1人で倒したもんな」
「違う」
木虎はすぐに否定した
これには遊真も優菜も内心驚く
「私はあの近界民を止められなかった 誰かが手を貸
てくれたのよ
私は自分がやってないことまで自分の手柄にする
気はないわ」
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
にわとり
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
X
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした!
ラッキーキャラ
レイジさん
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RAIN@元アラジンlove(プロフ) - 千鶴さん» もう少々お待ちください。コメントありがとうございます。 (2016年12月15日 6時) (レス) id: 5aca2d49f2 (このIDを非表示/違反報告)
千鶴(プロフ) - 名前が変わっていませんよ?とっても面白いので、これからも頑張ってください!! (2016年12月15日 0時) (レス) id: 6e2725cbb9 (このIDを非表示/違反報告)
レイン(プロフ) - RUNO【るの】さん» ありがとうございます!!時間がある時に出来たらやってみたいと思います!! (2016年7月14日 10時) (レス) id: 7d9690a49c (このIDを非表示/違反報告)
RUNO【るの】(プロフ) - 名前変換の仕方は、(名前)ってやれば、変換できますよ!今度試してみてはどうですか?(*´ω`*)小説面白いです!これからも頑張って下さい! (2016年7月14日 10時) (レス) id: 3f2b95a22f (このIDを非表示/違反報告)
レイン(プロフ) - S?Sふにゃんさん» ありがとうございます 更新頑張りたいと思います (2016年3月26日 16時) (レス) id: 7d9690a49c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:RAIN@元アラジンlove | 作成日時:2015年12月15日 19時