第2話 ページ4
《急がせる理由を作ったのはユーマだ すでに25
分の遅刻》
「うお やべ」
そう言っているがまったく焦る様子はまったくない
その顔には笑みさえも浮かんでいる
「トリガー使っていい?」
遊真の質問にあくまでも冷静にレプリカは答えた
《それを決めるのは私ではない ユーマ自身だ》
「・・・・・じゃあやめとこ」
少年はそう言うと自分の指にはまった指輪を見つめる
《私もそれが賢明だと思う》
レプリカはそんな様子を見ながらそう答えた
歩道橋の階段を上がり辺りを見渡す
「先に「基地」を見に行ったのは失敗だったな!「
学校」のあとにすればよかった」
優菜達の視線の先にはボーダーの基地がある
吹き抜けた風が2人の髪の毛を揺らした____
.
.
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一方学校では転校生が来ていないとちょっとした騒ぎになっていた
「保護者にも連絡がつかんのかね?」
「はい・・・・・」
年上の先生は転校生が来ないことに怒りを募らせる
2人が来る予定の時間から大分遅れていた
「まったく初日から遅刻とは・・・・・」
はあ とため息をつき頭を抑え、先生は言った
それはそうだろう
先生のイラつきは溜まる一方だ
「受験を控えたこの時期に転校してくるだけでも面
倒なのに・・・・・非常識な家だ!」
そんな愚痴を零されているとは露知らず___
「おおー・・・・・」
少年少女はあるクラスのドアから中を覗き様子を伺っていた
ドアの隙間から中の様子を見ると同じ服を着た人が何かを開き椅子に座っていた
「ほんとうにみんな同じ服着てるぞ・・・・・流行
ってんのか?」
『しっ!ユウマ静かに 見つかる』
少女は人差し指を唇の前に持って行き静かにするようにジェスチャーした
《管理者側が服装を指定しているようだ
おそらくは所属機関を明確にするためだろう》
レプリカは小さくそう言った
「なるほど礼式兵装みたいなもんか」
そこまで言ったところで目の前の扉が開く
『あ 見つかった』
優菜の声が静かな廊下によく響いた
「・・・・・きみたち どこのクラスの子?」
先生は首を傾げそう訊いた
少女は再び不思議そうな表情をする
隣にいる遊真に小さな声で訊いた
『クラス って・・・・・何?』
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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にわとり
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
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西 - この方角に福があるはずです
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ラッキーキャラ
レイジさん
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RAIN@元アラジンlove(プロフ) - 千鶴さん» もう少々お待ちください。コメントありがとうございます。 (2016年12月15日 6時) (レス) id: 5aca2d49f2 (このIDを非表示/違反報告)
千鶴(プロフ) - 名前が変わっていませんよ?とっても面白いので、これからも頑張ってください!! (2016年12月15日 0時) (レス) id: 6e2725cbb9 (このIDを非表示/違反報告)
レイン(プロフ) - RUNO【るの】さん» ありがとうございます!!時間がある時に出来たらやってみたいと思います!! (2016年7月14日 10時) (レス) id: 7d9690a49c (このIDを非表示/違反報告)
RUNO【るの】(プロフ) - 名前変換の仕方は、(名前)ってやれば、変換できますよ!今度試してみてはどうですか?(*´ω`*)小説面白いです!これからも頑張って下さい! (2016年7月14日 10時) (レス) id: 3f2b95a22f (このIDを非表示/違反報告)
レイン(プロフ) - S?Sふにゃんさん» ありがとうございます 更新頑張りたいと思います (2016年3月26日 16時) (レス) id: 7d9690a49c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:RAIN@元アラジンlove | 作成日時:2015年12月15日 19時