安心して ページ18
(な「まずは、ここでスイーツ食べよ!」
「うん!」
なーくんが連れて行ってくれるスイーツ屋さんは絶対美味しい。
必ずと言っていいほど。
なーくんどこから情報仕入れてるんだろう…?
(な「ささ、中に入って!」
日差しが暖かい席に座る。
(な「何食べよっか!俺の、おすすめは━━━━」
「うんうん……」
美味しそうなのばかり…決められないよ……
「じゃあこれにしようかな?」
(な「いいね!頼もっか。」
ー
「美味しい…!!」
(な「それはよかった!!!Aちゃんの幸せな顔みてると、俺も幸せになれるよ。」
「あ、ありがとう」
唐突なイケボに顔が少し赤くなる。
(な「顔真っ赤!w刺激強かったかな?w」
「ううん、大丈夫!」
なーくん、不意打ちでこういうことするから、耐性付けられない…
しかもイケメンで低音イケボ。
最高かよ。
その時ふと、異常性癖が頭に浮かぶ。
「なーくん、聞きずらいんだけど…異常性癖…持ってる、?」
(な「持ってるよ!」
決して恥じらい無い返事がかえってきたので心底驚いた。
「えっと……なんの性癖を…?」
(な「吸血だよ!」
吸血…か。
一般的とは言うけど、なーくんも持ってるのか…
「その……頼みたいことがあって…」
(な「なーに?」
「えっとね━━━━━━」
ー
(な「え、?血を……吸って欲しい、?」
「……うん」
先輩がいつも血を美味しいと言ってた。
しかも喘ぐほどと。
それが気になり、私は、なーくんに血を吸って欲しいと言ってしまった。
(な「別にいいけど……ジェルくんは、?」
「……バレなければ……その、いいかな…って」
馬鹿なのは分かってる。けど……
(な「……分かった。こっち来て。」
「うん。」
なーくんに言われるまま着いていくと、そこは路地裏だった。
(な「首…かして」
なーくんが八重歯をチラつかせる。
「……はい。」
包帯を取り首を見せる。
傷に触れてくるなーくん。
(な「ジェルくん、少し乱暴なんだね…俺は優しくするから、安心して…」
「……」
首に八重歯が入り込む。
「あっ……」
先輩とは違う噛みつき方で喘ぎ声が出てしまう。
(な「美味しい…喘いだ瞬間、血甘くなったよ、?」
なーくんも喘いだ瞬間甘くなったという。
「やっぱり……なーくんありがとね…もういいよ…ごめんねこんなことに使っちゃって。」
(な「ううん、大丈夫。傷口痛いよね、?包帯巻き直そうか。」
「うん、ありがとう」
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柚子 - この続きが見たいです..(´;ω;`) (2021年1月2日 22時) (レス) id: 1991749ba4 (このIDを非表示/違反報告)
yume - 最高です! 更新停止…悲しいです… (2020年12月31日 6時) (レス) id: 908aef18e3 (このIDを非表示/違反報告)
柚子 - すみません、間違えて二通送ってしまいました (2020年12月2日 17時) (レス) id: 1991749ba4 (このIDを非表示/違反報告)
柚子 - まさかww友達が女装するなんてwww予想がつかなかったwwジェルくん夢主ちゃんがなーくんに血吸われてた所見てたんだ続き待ってます! (2020年12月2日 17時) (レス) id: 1991749ba4 (このIDを非表示/違反報告)
柚子 - まさかww友達が女装するなんてwww予想がつかなかったwwジェルくん夢主ちゃんがなーくんに血吸われてた所見てたんだ続き待ってます! (2020年12月2日 17時) (レス) id: 1991749ba4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:遠藤 | 作成日時:2020年11月5日 23時