6話 ページ7
「お、あれってAじゃないか?おーい、A!」
「あ、蛍にパイモン。」
「昨日ぶりだねA。」
歌劇場の前にはパイモンと蛍。
どうやら、今日の主催者に招待されたらしい。
「そうそう、リネとリネットがマジックショーに招待してくれたんだ!」
「へー、マジックショーなんだ。楽しみだね。」
Aは昨日の話を聞きながら、歌劇場の中へと入った。
Aは会場に先に行って欲しいと旅人たちに話、自身はどこかへと言ってしまった。
蛍たちはわかったと返事をし、先に席へと座る。
「座席番号は⋯あ、この辺だよな。座ろうぜ。」
「…」
「う⋯」
「うぅ⋯」
「………」
「おい、旅入⋯隣の人にちょっと話しかけたほうがいいんじゃないか?」
パイモンは隣の席の人との空気の硬直を感じ旅人にそう言ったが、隣の人は気づいていたようだった。
「すまない、この雰囲気に気付かなかった私の落ち度だ。」
「必要な時は、気兼ねなく話しかけてくれればいい。」
「あっ⋯き、聞こえてたのか。耳がいいんだな⋯さっきあんなに小声だったのに。
えっと、コソコソしちゃって、失礼なことしちゃったぜ⋯その、話をしよう。えっと⋯なにを話せば⋯」
「(もっと気まずくなっちゃった⋯)」
旅人はそう思ったが、パイモンが思い出したように声を上げた。
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ぴーや - 設定がちゃんとしてて没入できます!素晴らしい小説ですね! (2月3日 13時) (レス) @page1 id: 43fc0e4b8f (このIDを非表示/違反報告)
ういろー。(プロフ) - アメさん» コメントありがとうございます。自己満足で書いていた小説なので他の人にも嵌って良かったです! (1月5日 13時) (レス) @page8 id: f9259051cc (このIDを非表示/違反報告)
アメ(プロフ) - 崇拝少女ちゃんとフリーナちゃんの絡みがとても楽しみです!!小説読みやすかったです!無理なさらないように更新頑張ってください!! (1月5日 0時) (レス) @page6 id: a56aa03733 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ういろー。 | 作成日時:2024年1月4日 1時