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45話 ページ46

実験レポートを3人で読んでいく。



「こんな冷たい書き方で、こんな怖いことを書くやつがいるなんて信じられないぞ!」



そのレポートには実験記録である少女たちのことが書かれており、全て失敗に終わっているようだった。

みんなはそれを読み眉をしかめ、パイモンはもう読みたくないと破棄をした。



「研究の目的は…溶けた恋人のヴェニールを救うこと。」


「そのために、こんなに沢山の実験を…」


「溶けたらおしまいだって言うのに、往生際が悪い人ね。」




Aも彼に呆れたようだった。



「ここに、ヴァシェって書いてある。」



蛍は実験記録の1文を指した。



「あれ、それっておまえが噴水のところで聞いた名前だろ。」



Aはパイモンと蛍の言葉に驚いて、目を見開かせ一言も言葉を発せなかった。



「(彼女もあの泉と共鳴を…?)」



そして、奥にある水へと3人で近づく。



「ああ、ここって[ロシ]を作るための場所だし、この池の中にあるのは全部原料だろうな。」



「うんそうだね。」



蛍も首を縦に振る。

Aはその水に手を触れた。



「あ、おいA!」



パイモンの静止を聞く前にAは突っ込む。



「っ…」



多少耐性があるおかげで少し目眩がするくらいであった。



「これ、原始胎海の水…なんでこんなところに?」


「A大丈夫!?」


「ごめんありがとう蛍。」



蛍はAの身体を支えた。
Aは謝って、体勢を立て直す。

証拠として価値がありそうなものは沢山見つかり、みんなで擦り合わせた推理にほとんど合うものばかりだった。


だけど、ヴァシェという人物だけが謎に包まれており手分けしてもう少し探すことにした。

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ぴーや - 設定がちゃんとしてて没入できます!素晴らしい小説ですね! (2月3日 13時) (レス) @page1 id: 43fc0e4b8f (このIDを非表示/違反報告)
ういろー。(プロフ) - アメさん» コメントありがとうございます。自己満足で書いていた小説なので他の人にも嵌って良かったです! (1月5日 13時) (レス) @page8 id: f9259051cc (このIDを非表示/違反報告)
アメ(プロフ) - 崇拝少女ちゃんとフリーナちゃんの絡みがとても楽しみです!!小説読みやすかったです!無理なさらないように更新頑張ってください!! (1月5日 0時) (レス) @page6 id: a56aa03733 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ういろー。 | 作成日時:2024年1月4日 1時

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