35話 ページ36
Aはだんまりとヌヴィレットの話を聞く。
「僕は反対だぞ!Aが僕の傍から離れるのはダメだ!」
フリーナは全ての話を聞き終えバンッと机を叩き怒鳴った。
ヌヴィレットが言うには、ここ数百年Aはフォンテーヌから姿を消し名がフォンテーヌから消え去った。
そのため、今更フォンテーヌの神であるフリーナの付き人だと名乗っても民からの反対の声、不満の声が絶えないかもしれない。
だから、パレメルモニアで働いて少しづつ信頼と名声を得た方がいい。とのこと。
「うん、わかったよ。
確かにこんなどこから来たか分からない人が、フリーナ様の付き人だって言っても不審がるし、納得いかないもの。
私だってそうだと思う。」
Aは納得したようにヌヴィレットの条件を飲み、フリーナは不貞腐れる。
フリーナはわかっている。分かっていても理解したくない。
「……分かった。だけどひとつAに約束して欲しい。」
「なんでしょう。フリーナ様」
「もう二度と僕の前から居なくなるな。いいね。」
「えぇ、分かりました。」
Aは静かに頭を下げ、フリーナに誓った。
188人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ぴーや - 設定がちゃんとしてて没入できます!素晴らしい小説ですね! (2月3日 13時) (レス) @page1 id: 43fc0e4b8f (このIDを非表示/違反報告)
ういろー。(プロフ) - アメさん» コメントありがとうございます。自己満足で書いていた小説なので他の人にも嵌って良かったです! (1月5日 13時) (レス) @page8 id: f9259051cc (このIDを非表示/違反報告)
アメ(プロフ) - 崇拝少女ちゃんとフリーナちゃんの絡みがとても楽しみです!!小説読みやすかったです!無理なさらないように更新頑張ってください!! (1月5日 0時) (レス) @page6 id: a56aa03733 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ういろー。 | 作成日時:2024年1月4日 1時