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23話 ページ24

「被告人側の主張に対して異議はあるかね、フリーナ殿?」



Aはヌヴィレット同様フリーナをじっと見つめた。



「ぼ、僕は…えーっと…」



フリーナはしどろもどろになり、負けそうだということを察したのかこの場から去ろうとする。



「ちなみに…審判が終わるまで、原告側は退廷できない決まりだ。」


「な、何で僕の考えがわかったんだ!?

はぁ、意義は無い、僕の負けだよ。全く、わざわざ聞かなくてもいいだろ。僕にだってメンツってもんがあるんだぞ…」



フリーナはゲンナリしたような、しょんぼりしたような表情になる。
遠目からでもわかる。



「空気の抜けた風船みたいに、一気にしぼんじゃったぞ…」


「(フリーナ様…)」




Aはそんなフリーナを心配そうな瞳で見ていた。
そして、審判は最後を迎える。



「意義がなければ、フォンテーヌの最高審判官である私が、この事件の一部始終をここでふりかえる─」



事件を振り返り、リネ、リネットは無罪だとヌヴィレットは主張し、最後は諭旨機に委ねた。

そこから出た、彼らの判決は──


「よって、これにて判決をいいわたす──









被告人リネ並びリネットを無罪とする!」




彼らは無罪となり、この審判は終わった。

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ぴーや - 設定がちゃんとしてて没入できます!素晴らしい小説ですね! (2月3日 13時) (レス) @page1 id: 43fc0e4b8f (このIDを非表示/違反報告)
ういろー。(プロフ) - アメさん» コメントありがとうございます。自己満足で書いていた小説なので他の人にも嵌って良かったです! (1月5日 13時) (レス) @page8 id: f9259051cc (このIDを非表示/違反報告)
アメ(プロフ) - 崇拝少女ちゃんとフリーナちゃんの絡みがとても楽しみです!!小説読みやすかったです!無理なさらないように更新頑張ってください!! (1月5日 0時) (レス) @page6 id: a56aa03733 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ういろー。 | 作成日時:2024年1月4日 1時

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