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22話 ページ23

「あぁ、許可しよう。」


「許可していただいてありがとうございます。

では、箱に入った後のことから説明致します。

彼女たちが言うように私は水をかぶり、動けませんでした。

その時、扉が開いたので助けを求めて声をかけると、 いきなり男が驚いたような声で[なぜ生きているんだ]そうハッキリといいました。
多分私が水になったと思ってたのでしょう。

残念ながら私は溶けなかったようですが。

私は危機を感じ逃げようとしましたが、体が動かずそのまま殴られ危うく殺されかけました。

あれは痛かったですね。」



その話に、会場のみんなは息を呑む。
観衆を気にせずAは話し続けた。




「動けない状態でしたが、無抵抗に殺されるのは私のプライドが許さなかったので抵抗として私が入っていた箱に彼を押しました。


その後、鈍い音が聞こえたので彼は私が乗るはずであったゴンドラに乗ったのでしょう。

すみませんが、そこからは意識を失っていたのかあまり覚えていません。


それになぜ、私は水にならなかったのかも分かってなので、そこのところご了承ください。

それと、亡くなってしまったコーウェルさんにはご冥福をお祈りします。」



Aは綺麗なお辞儀をし、まるで主演が去っていくような堂々とした歩みでその場を後に、フリーナのいる原告席へと移動した。



「これで地下道でなにが起きたのか、はっきりしたな!」


「そういうことだったのね⋯」


「素晴らしいわ、ブラボー!」



観客が、これで決まったと感じ拍手喝采を浴びせた。

そして、諭旨機は右側へと片寄る。

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ぴーや - 設定がちゃんとしてて没入できます!素晴らしい小説ですね! (2月3日 13時) (レス) @page1 id: 43fc0e4b8f (このIDを非表示/違反報告)
ういろー。(プロフ) - アメさん» コメントありがとうございます。自己満足で書いていた小説なので他の人にも嵌って良かったです! (1月5日 13時) (レス) @page8 id: f9259051cc (このIDを非表示/違反報告)
アメ(プロフ) - 崇拝少女ちゃんとフリーナちゃんの絡みがとても楽しみです!!小説読みやすかったです!無理なさらないように更新頑張ってください!! (1月5日 0時) (レス) @page6 id: a56aa03733 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ういろー。 | 作成日時:2024年1月4日 1時

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