18話 ページ19
地下室へ移動し、早速調査を開始した。
「あら、これは何?」
「ロープにフックが付いてるぞ。うぅ…ここって変なものがいっぱいあるよな。」
このロープのことをしっかりとメモをとると、その次その次と、おかしな所を書き留めた。
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「(ここは…。私、アシスタントの人に襲われた?)」
Aは意識だけを取り戻す。
けれど、思うように体も動かなければ、声も出ない。
「(体が重くて怠い…)」
辺りを見回すけれど暗いまま。けれど、パイモンたちの声が聞こえてくる。
「(蛍、パイモン!私はここ、ここにいるよ!)」
Aは立ち去るみんなに”ここにいる”と主張したいのに声が出ず焦った。
みんなが去ってく、その事に強い焦りと恐怖を感じた。
「(いやだ!待ってよ!帰らないで私を助けて!)」
その思いは虚しく届かず彼女ちは去っていった。
Aも疲れから来たのか恐怖はどこかへと消え、意識が朦朧とする。
「(なんだか疲れたなぁ…どうしてこうなったんだっけ。
まぁいいや…)」
考えることが虚しくなり、目を閉じた。
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裁判当日。
「どうしよう…やっぱり全然分からなかったぞ。」
「考えは無いこともないけど…」
「うん、それもそうだな。この世にありえない事件なんて無いはずだ。」
「あたしらでさえ理解できないんだし、フリーナ様が完全に理解できたとは思えないもんね。」
「ありがとな、ナヴィア。それじゃ、行ってくるぜ。」
ナヴィアなりに2人を励まし客席へと向かった。
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ぴーや - 設定がちゃんとしてて没入できます!素晴らしい小説ですね! (2月3日 13時) (レス) @page1 id: 43fc0e4b8f (このIDを非表示/違反報告)
ういろー。(プロフ) - アメさん» コメントありがとうございます。自己満足で書いていた小説なので他の人にも嵌って良かったです! (1月5日 13時) (レス) @page8 id: f9259051cc (このIDを非表示/違反報告)
アメ(プロフ) - 崇拝少女ちゃんとフリーナちゃんの絡みがとても楽しみです!!小説読みやすかったです!無理なさらないように更新頑張ってください!! (1月5日 0時) (レス) @page6 id: a56aa03733 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ういろー。 | 作成日時:2024年1月4日 1時