1話 ページ2
「彼女たちは…」
とある少女はポートハーバーに目を向ける。
そこには旅人である少女、蛍とパイモンがなにやら話しているところであった。
たぶん、フォンテーヌへと行こうとしているのだろう。
少女は思い切って声をかけた。
「あ、あの貴方たちはフォンテーヌに行くの?」
「えっ?あぁ、そうだけどおまえ誰だ?」
「あ、ごめんなさい自己紹介がまだでしたね。私はA。訳あって私もフォンテーヌに行きたいの。
あなた達ふたりが良ければ一緒に連れてってくれると助かるな。」
少女もといAは頭を下げた。
パイモンと蛍は顔を見合わせる。
「ま、まぁ、おまえ怪しいやつじゃないしな」
「うん、いいよ。ちょうど行くところだったから。乗り掛かった船って言うし。」
「!ありがとう。えっと…」
「私は蛍。こっちは」
「パイモンだ!よろしくなA!」
「はいっ!改めて蛍さん、パイモンさんよろしくお願いします。」
そういい、3人はフォンテーヌ行きのボートへと乗り、フォンテーヌの入口であるロマリタイムハーバーへと向かった。
「やっと着いたな。道中、砂と水だらけだったけどここはフォンテーヌ領内の港みたいだぜ。」
「うん、確かにここはフォンテーヌ領内ですね。ここはロマリタイムハーバーと言ってフォンテーヌへの入口です。」
「Aはフォンテーヌの事知ってるの?」
「……えぇ、まぁ少しの間住んでいたので多少なりと案内は出来ると思います。」
Aはふたりに感謝をし、案内することにした。
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ぴーや - 設定がちゃんとしてて没入できます!素晴らしい小説ですね! (2月3日 13時) (レス) @page1 id: 43fc0e4b8f (このIDを非表示/違反報告)
ういろー。(プロフ) - アメさん» コメントありがとうございます。自己満足で書いていた小説なので他の人にも嵌って良かったです! (1月5日 13時) (レス) @page8 id: f9259051cc (このIDを非表示/違反報告)
アメ(プロフ) - 崇拝少女ちゃんとフリーナちゃんの絡みがとても楽しみです!!小説読みやすかったです!無理なさらないように更新頑張ってください!! (1月5日 0時) (レス) @page6 id: a56aa03733 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ういろー。 | 作成日時:2024年1月4日 1時