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『Aちゃん〜?どした〜?…え、開いとるやん。』
がちゃんとドアが開き、フローリングで倒れているAちゃんを見つけた。
『!?Aちゃん!?』
慌てて駆け寄ると、どうやら彼女は熱があり、倒れてしまったらしい。床に転がっていた体温計の履歴には、それが本当かのように39.0の文字を告げていた。
『こりゃ、まずいなぁ。…せや、まずショッピ君に…。』
俺はAちゃんを抱えて取り合えず女の子の部屋に勝手に入るのもアレなので、ソファに寝かせた。
「………う、つさ……。」
『あ、起こしてしもた?ごめんな。けど、今は寝とき?』
と言うとまた目を閉じて眠り始めた。
『さて、電話するかぁ。……………………………
、あ、もしもし?ショッピ君?……』
彼には今の状況と此方には来れるのかを聞いた。
「…わかりました。ありがとうございます。飛んで行きます。」
『ん、りょーかい。はいはい。切るで。』
さて。
「…あの…うつさん……。ちょっと起こして、もらっても……。」
『こらこら、駄目や、どした?鬱さんに言うてみ?』
「お…水、下さい…。」
『ほいほい。ちょっと待ってなー。』
というところで…。
「Aさんっ…!!」
『お、彼氏さんの登場やな。』
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作者名:Lycoris. | 作成日時:2018年11月24日 6時