第四十五話 涙 ページ46
葵「斎藤さん」
一「霜月。行ってきたのか?」
葵「はい」
一「では、聞いてもいいな?」
葵「その前にどこかに座りませんか?」
一「長い話なのか?」
葵「いえ、全然」
一「ならばここでいい。話せ」
葵「…千鶴ちゃんは俺のこと女だって言い張ってたので」
一「あぁ」
葵「だから低い声出しただけです」
一「…それだけか?」
葵「えぇ」
一「そうか…」
葵「でもまぁ、さっき信じてくれるって言ったからいんですけどね」
一「はぁ」
珍しくため息ついてる
一がため息つくのは呆れているとき
一は千鶴ちゃんに呆れたのかな…
葵「俺…部屋に戻りますね」
一「…あぁ」
私は逃げるように一のもとを去った
あれ以上いたら何か泣きそうだった
なんでかは分からないけど
ほら…
葵「…して…涙が出てくるんだろ…」
涙が出てきた
何で私は泣いているんだろう
何が悲しいんだろう
もしかしたら、悲しいわけじゃないのかもしれない
もしかしたら、一が千鶴ちゃんに対して呆れたことが嬉しいのかな…
でも、それが原因じゃない方がいい
だって…そんなの最低じゃない…
葵「私…いつの間に…」
こんなに弱くなっちゃったんだろう…
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HALU(プロフ) - 設定とかちょっと分かり辛いかな…っていうのが個人の意見です。あと、やっぱり名前変更ができると嬉しいです。 (2015年10月18日 14時) (レス) id: 924ba258b5 (このIDを非表示/違反報告)
斎藤ようこちゃん(プロフ) - すみません。名前変更して欲しいですが…だめですよね? (2015年8月9日 7時) (レス) id: eede5b9ca7 (このIDを非表示/違反報告)
アヅサ(プロフ) - 凄く面白いです!凄く続きが気になります(*≧∀≦)更新頑張ってください( ^∀^) (2015年2月21日 10時) (レス) id: f80946d40a (このIDを非表示/違反報告)
ゆな(プロフ) - こんにちわ。一気に読ませて頂きました^_^続きが、凄く気になります。 (2015年2月15日 18時) (レス) id: 976711f924 (このIDを非表示/違反報告)
斎藤千尋(プロフ) - 続き待ってます(・ω・)ノ (2014年8月1日 6時) (レス) id: 366b3b7ed5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:千里 x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai//okita
作成日時:2013年4月26日 0時