薄桜鬼 私は元四番組組長です

第三十九話 かわった ページ40

？「千鶴…？」

背後から聞こえたのは…

千鶴「さい…とう…さん…」

千鶴ちゃんは瞳に涙を溜めて、一のところに駆けて行った

一「千鶴？どうした？何があったのだ？」

千鶴「裕樹…さんが…」

一「霜月が？」

一が私に視線を移した

私は一と視線があい、すぐに逸らした

一「霜月、千鶴に何をした」

いつもより低い声。

これは怒ってるときの声だ。

葵「俺は…別に何もしてない」

一「では、何故千鶴は泣いているのだ？」

葵「それは…」

千鶴ちゃんがいきなり男じゃない、って言ったから、少し低い声では？って言ったから。なんて言えない…

一「何だ？」

葵「……」

一「その話は後だ、どこに行っていた？」

葵「…総司と出かけていました」

一「総司…とか…」

葵「あぁ」

一「分かった、あとで俺から総司に言っておく」

葵「は…何を…」

一「勝手に連れ出すな、とな」

葵「総司は悪くない！俺は俺の意思で総司と外に出たんだ！」

一「あんたの意思などどうだっていい。勝手に連れ出したあいつが悪い」

葵「っ…」

一は…変わった…

前まではこんなこと言わなかったのに

何で…

第四十話 優しい人だから→←第三十八話 本当嫌われてるな

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