第三十二話 父親 ページ33
葵「俺には親がいないので、父親がどういうもんか知らないどす。だけど…行方不明になった父をわざわざこの京まで探しにくるのはすごいですね。よほど父親が好きなのでしょうね…」
一「お前、親がいないのか…?」
一は驚いた顔をした
葵「えぇ、いません。まぁ…親の顔は知らないから別にいんですけどね」
一「そうだったのか…」
一は暗い表情をしていた
この表情はきっと同情だろうね
私は同情されるのが一番嫌い
たかが親がいないだけで同情する理由が分からない
そんな暇があるなら修行すればいいのに
葵「同情しなくていいですよ。俺は同情されるのが一番嫌いだ」
少し怒気を含めた声色で告げた
一「すまない…同情したつもりはなかったのだが…顔に出ていたか…」
葵「いや…別に…大丈夫です…」
話が終わったのか千鶴ちゃんが落ち込んだようにこっちへ戻ってきた
一「手掛かりとかなかったのか…?」
千鶴「はい…何も…」
一「そうか…」
葵「千鶴ちゃん、そんな落ち込むことないんじゃないか?いつか絶対見つかるはずだから、な?」
私は優しく言ったのだが、千鶴ちゃんは私を睨んで言った
千鶴「貴方には分からないですよ。私がどんな思いで父様を探しているかなんて」
葵「え…あ…ごめん…」
そう言って千鶴ちゃんは歩いた
あぁ…私は千鶴ちゃんに嫌われてるんだな…
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HALU(プロフ) - 設定とかちょっと分かり辛いかな…っていうのが個人の意見です。あと、やっぱり名前変更ができると嬉しいです。 (2015年10月18日 14時) (レス) id: 924ba258b5 (このIDを非表示/違反報告)
斎藤ようこちゃん(プロフ) - すみません。名前変更して欲しいですが…だめですよね? (2015年8月9日 7時) (レス) id: eede5b9ca7 (このIDを非表示/違反報告)
アヅサ(プロフ) - 凄く面白いです!凄く続きが気になります(*≧∀≦)更新頑張ってください( ^∀^) (2015年2月21日 10時) (レス) id: f80946d40a (このIDを非表示/違反報告)
ゆな(プロフ) - こんにちわ。一気に読ませて頂きました^_^続きが、凄く気になります。 (2015年2月15日 18時) (レス) id: 976711f924 (このIDを非表示/違反報告)
斎藤千尋(プロフ) - 続き待ってます(・ω・)ノ (2014年8月1日 6時) (レス) id: 366b3b7ed5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:千里 x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai//okita
作成日時:2013年4月26日 0時