【カゲプロ】セトの妹はヒビヤの彼女らしい【ヒビヤ】ｐａｒｔ.２ (ページ23)

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番外編　続ページ23

ア「あのね、シンタロー……

私ね、シンタローに言いたい事があってきたんだよ」

シ「言いたい…事？」

ア「シンタロー、私が死んだのは自分のせいだと思ってる？」

シ「そりに決まってるだろ」

違うよ……。

シンタロー…あれは私が勝手にやった事なの

ア「お願い、シンタローのせいじゃないから、自分を……責めないで」

シ「……でも…でも…俺は・・・

お前をっ！！」

お願い、シンタロー……自分を…自分だけを…………責めないで

そして泣かないで

ア「あのね、私は、皆を助けたくて勝手にやった事だから。シンタローのせいじゃないよ」

ま、失敗しちゃったけど

シ「ごめん…ごめん！！
役にたてなくて！あの時相談にのれなくて！！」

いいのに、そんな事

シ「うっ……俺は、なんで！！

お前じゃなくて俺がしn((ギュッ

えっ……」

ア「やめてよ……自分を攻めるのはっ！！

もう、時間がないんだよ、こんな別れかたは、私……嫌だよ……」

シ「じっ…かん？」

ア「そう、私がここにいれるのは“３０分”だけなの」

“夢の中で会うことになる。夢と現実の時間にはズレがある。会えるのはせいぜい３０分だろう”

あの時は短いなと思ったけどこれでよかったな。

ア「ね、私……笑顔のままでさよならしたいよ

だから、笑って……」

私の体が透けていく

足から、細かい粒の光が出て行く。

ア「あっ、もう時間だね」

シ「お前……足が…」

ア「キド達に言っておいて。

“勝手に死んでごめんね”って」

シ「わかった、わかったから！！」

泣かない。絶対泣かないって決めたから。

ア「だから、シンタローも泣かないで」

もう胴体も消えていった

ア「じゃあ、シンタロー……

“またね”