曖昧少女の物語

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Aの悲痛な叫び声にハッとしたサクラは大蛇丸をにらんで叫ぶ。


サクラ「あんた！サスケ君とAに何したのよ！」


大蛇丸「別れのプレゼントをあげたのよ…」


パキパキと木の幹に沈んでいく大蛇丸は最後にそう言ってA達の前から姿を消した。


サスケ「うっ…ぐあぁぁああ！」


サクラ「！サスケ君、しっかりして！サスケ君！」


サスケ「ぐぅぅ…！」


貴『サクラ…ちゃんっ！ごめん、だけど…ナルトを…連れてきてくれないっ？』


サクラ「グスッ…A…？…わかったわ…」


半端体を引きずるようにしサクラに力なく笑って話しかけたAに涙を流していたサクラは少しホッとして頷き、ナルトのところへと向かった。


貴『…サスケ…ごめんね…私が、もっと強ければ…守れたのに…！』ボソッ


サクラ「A、連れてきたわよ！」


貴『…よし、場所を…変えようか……あの木の根元に行こう…』


Aはそう言って震える足に鞭を打ち、止まらない頭痛と首筋の痛みを我慢してサスケを抱き上げて飛んだ。


……………

貴『…呼吸は、整ってきたね…毒とかじゃないだろうから…この模様のせいか…』


はぁはぁと息も絶え絶えにサスケを診るAに、サクラは驚いたように言う、


サクラ「この模様のせいって…Aもじゃない！」


貴『あはは…そうだね…けどっ、サクラ一人に任せたら…大変だろうしね…！』


サクラの顔がぼやけて見えるが、それを感じさせずに笑顔を見せるAにサクラは少し強めに言った。


サクラ「そんな状態で起きて入られても邪魔なだけよ！大人しく寝てなさいよ！」


貴『………ごめん…じゃあすこしだけ…休ませてもらうよ…』


サクラの言葉にすこし間を開けたものの、気にしていないと言うように笑ってから木の根に寄りかかりAは目を瞑った。



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どーもどーも、「100位以内！いやったぁぁあーーーー！」と家で叫んでお犬様に怒られた作者の彗流です！

コメントでもいただきましたが上位入りました！しかも二作品も！
評価してくださった方やコメントしてくださった方など本当にありがとうございました！
これからも頑張っていきますのでどうぞよろしくお願いします！

さて、話を変えますがここからは夢主ちゃんの過去編です！夢主ちゃん言動が少し明らかに…⁉


ではでは次の物語で！

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