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大蛇丸「…最近できた音隠れの里……あれは私の里でね…」
カカシ「くだらない野望か…」
大蛇丸「まあそんなものね……で、その為には色々…良いコマが必要なのよ。」
カカシ「サスケもAもそのコマの一人ってわけか……」
大蛇丸「違うわ。二人は優秀な手駒…そして今、試験を受けてる彼らは……捨て駒よ。」
不気味に笑いながらこちらに近づいてくる大蛇丸にAは表情を消して暗部のルキとして足を少しずつ立たせる。
カカシもAの状態が分かっているからこそAとサスケを庇うように前へ出て大蛇丸を睨みつけながら言った。
カカシ「それ以上Aとサスケに近づくな…いくらあんたが三忍の一人でも…今の俺ならあんたと差し違えることくらいならできるぞ。」
カカシはばちばちと雷のような音を出す雷切を手に纏わせ腰を落とす。
大蛇丸「クク…クハハハ!」
貴『…!』
カカシ「…何がおかしい……」
大蛇丸「する事言う事…全てずれてるわね。」
カカシ「何⁉」
大蛇丸はカカシからAとその後ろで眠っているサスケに目をやる。
大蛇丸「そんな封印してもまるで意味がないわ…わかるでしょ…目的のため、どんな邪悪な力であろうと求める心……彼はその資質の持ち主…復讐者なのよねぇ……
Aちゃんも今は復讐に囚われているわけではないけど、その心にはいずれ迷いが生まれる……」
貴『っ!』
カカシ「そこにつけ込んだのか…だがサスケとAは…」
大蛇丸「いずれ二人は必ず私を求めるわ…力を求めてね…!」
貴『っ……待て!』
焦りを感じさせるようにいつもなら敵を引き止めないAが叫ぶが、大蛇丸はAの声を無視して踵を返し暗い方へと向かっていってしまう。
大蛇丸「そういえばAちゃん…秘密を知りたいんでしょう?私の所へ来たら教えてあげるわ…」
貴『!』
大蛇丸「それにカカシくん…私を殺すんだって…?やってみれば?出来ればだけど。」
カカシ・貴「…!」ぞくっ!
暗闇に消えていく大蛇丸の殺気に目を見開く。
貴『(死を連想させられるなんて…)』
カカシ「(くっ…差し違える…?バカか俺は……)A…聞きたいことは色々あるが、移動するぞ。」
貴『…はい。カカシさん、サスケ兄さんをお願いします。私はギリギリ歩けるので。』
カカシは「あぁ、わかった。」と短く答えてAの近くに横たわるサスケを背負ってAの歩くペースに合わせながら扉へと向かった…
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彗流(プロフ) - カオリさん» 本当ですね…全然気がつきませんでした!修正はしていくつもりですが、流石にこの量全てを把握しているわけでは無いのでゆっくりとなおしていきます。教えてくださりありがとうございました! (2020年1月20日 23時) (レス) id: 8e9e4a7270 (このIDを非表示/違反報告)
カオリ(プロフ) - チラリとみたが全部チラシになってますよ (2020年1月20日 22時) (レス) id: f2976f8dda (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:むぃろ | 作成日時:2019年6月18日 16時