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カブト「もし君が本当にこの試験にシビアになりきれるのなら…なぜ僕に勝負を挑む必要がある?わざわざそんな宣言せずに…僕が油断している隙に襲えばいいのさ…それが忍者だ。
それにAさんはさっき、君が勝負しろと言う前には僕の巻物を奪おうと狙っていたしね。」
貴『!…よくきずきましたね。』
サスケ「!(Aが…⁉)」
カブト「まあ…僕はそんな君達が嫌いじゃないよ。だから教えよう…君達の進むべき道を。」
みんな「!」
カブト「ただ…移動しながら話そう。焚き火の煙がかなり遠くまで届いてた。このままじゃ猛獣や敵にマークされる。……不思議だけど焼き魚の匂いはしなかったけどね。」
貴『…わかりました。』
………………
今現在。A達は暗い森の中で食事を済ませてからほとんどずっと木の上を走っている。その為空は真っ暗ですでに夜になっていた。
貴『……まぁつまりは、塔付近で私達の巻物目当てに待ち伏せしてる敵を返り討ちにして逆に巻物を奪ってしまおうっ!って訳ですかね?』
カブト「ああ、簡単に言えばそういう事だね…っと、さぁ…ようやく塔が見えてきた。こっからが正念場だ。」
ナルト「よっしゃあぁぁ!いくぜぇぇえ!」
ナルトが手をグーにしてそう叫ぶとA達の後ろからガサリと音がした。
みんな「!!」
ナルト「そこだ!」
素早く反応したナルトはクナイを構えて音のした木の方へ投げた。するとそこには、
貴『っ!……ム…ムカデ……』
頭にナルトのクナイが刺さった巨大なムカデが木を這いずりながらピクピクと痙攣していた。
それを見たAは誰が見てもわかるほど顔を引きつらせて後ずさった。
サスケ「…虫嫌いは克服しろよ…?」
貴『………ど…努力はするよ……』
ナルト「なんだあ…ムカデかぁ…」
カブト「フー……」
サクラ「うわぁでっかい……気持ち悪〜い!あの足の数!」
それぞれに感想を並べるとカブトはナルトに目線を移してメガネを上げながら口を開けた。
カブト「……ナルトくん…ここからは不注意な行動や不用意な物音は避けたい。
密林を像のような大きな音を立てて進めば自分たちがやってくる事を大声で警告しているのと同じ……必ず熱烈な歓迎を受けることになる。
これからは時間の許す限り、身を隠しながらゆっくり行くよ。」
ナルト「うん!」
サクラ「OK…」
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彗流(プロフ) - カオリさん» 本当ですね…全然気がつきませんでした!修正はしていくつもりですが、流石にこの量全てを把握しているわけでは無いのでゆっくりとなおしていきます。教えてくださりありがとうございました! (2020年1月20日 23時) (レス) id: 8e9e4a7270 (このIDを非表示/違反報告)
カオリ(プロフ) - チラリとみたが全部チラシになってますよ (2020年1月20日 22時) (レス) id: f2976f8dda (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:むぃろ | 作成日時:2019年6月18日 16時