奮励少女の物語

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カカシ「いいかげんにしとけこら！」


カカシはゴチッとナルトの頭にゲンコツを食らわす。それを見かねたヒルゼンはナルトに言った。


ヒルゼン「ナルト！お前には任務がどーゆーものか説明しておく必要があるな…いいか！里には毎日多くの依頼が舞い込んでくる。

子守から暗殺まで依頼リストには多種多様な依頼が記されておって……難易度の高い順にA・B・C・Dとランク分けされておる。

里では大まかに分けてワシから順に上・中・下忍と能力的に分けてあって、依頼はワシ達上層部がその能力にあった忍者に任務として振り分ける。

で…任務を成功させれば依頼主から報酬金が入ってくるというわけじゃ。

……と言ってもお前らはまだ下忍になったばかり、Dランクがせいぜいいいとこじゃ。」


ナルト「昨日の昼はとんこつだったから今日はミソだな。」


ヒルゼン「聞けぇい！」


貴『ww』


ヒルゼンが長々とナルトに説明するが、とうのナルトはラーメンの事を考えていたようで、ヒルゼンの話など微塵も聞いていなかった。そんなナルトの態度にカカシは頭をかきながら申し訳なさそうにヒルゼンに言う。


カカシ「ど…どーもすみません。」


ナルト「あーーあ！そうやってじいちゃんはいつも説教ばかりだ！けど俺ってばもう…！いつまでもじいちゃんが思っているようないたずら小僧じゃねぇんだぞ！」


フンッと言ってヒルゼンにそっぽを向くナルトを見たイルカとヒルゼン…そしてAは密かに笑った。


貴『(こんなんだけど…アカデミーの時とは大違いだね…)』


ヒルゼン「わかった。」


ナルト「え？」


カカシ・サクラ「！」


貴『(！)あーらら！通っちゃったよー…』


まさか自分の意見が通るとは思わなかったのかナルトですらも驚いた。


ヒルゼン「お前がそこまで言うならCランクの任務をやってもらう。(…いたずらでしか自分を表現できなかったこいつが……)」


ヒルゼンは手を組みながら続ける。


ヒルゼン「…ある人物の護衛任務だ。」


ナルト「あは！だれ？だれ？大名様⁉それともお姫様⁉」


ヒルゼンの言葉を聞き、ワクワクしたように言うナルト。


ヒルゼン「そう慌てるな、今から紹介する！…入ってきてもらえますかな？」


ガチャ！


入ってきた人は…酔っ払っているおじさんだった。



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
主人公達の身長が意外に低かったので夢主の身長を少し縮めました！

突然の変更すみません！

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