漆黒の少女と人類最強少年（リヴァイ）

少年少女２１つめの話 ページ23

しばらく、ぼーっとリヴァイのことを考えていた。



リヴァイ「おい。何してんだ。食うぞ？」



私食べられちゃうの？やだ怖い←



嘘です。



ありがとうございます。リヴァイさん。



A「・・ありがとう。いただきます」



リヴァイは、わたしのよこにすわって、持ってきた食事をわたしてくれた。



早速、食事にとりかかる。



リヴァイ「・・俺はあとで食う」



・・・へー。



私と食べないんだね。



A「いつも一緒に食事とらないのはどうして？」



リヴァイのほうを向かずに、聞いてみる。



リヴァイ「あとで、訓練兵たちとたべないといけないからだ」



A「・・・そう。」



納得。



それなら、私と食べないのがなぜかわかる。



リヴァイ「１０４期生なんだけどな。さっきのエレン・イェーガーもだ」



A「さっきのやつの同級生ら。・・会ってみたい」



興味があった。



さっきのエレン・イェーガーといい、結構興味深い。



リヴァイ「は・・！？お前も変わった奴だな。入団したらあわせてやる」



A「明日」



リヴァイ「そうだな。明日だ」



A「明日の、晩飯。部屋まで迎えに来て。一緒に食堂行く」



リヴァイ「はやいとこ、自分の部屋から食堂の道くらい覚えろよ」



A「明日の朝は、１人でくるつもり。心配しないで」



食事をとりおえた私は、手を合わせて、小さく「ごちそうさま」とつぶやく。



リヴァイ「・・ぁあ。わかった。明日の朝、入団式の時間にむかえに行くからな。部屋にいろ」



A「・・・了解。」



明日の朝のために、今日は部屋に帰るまでの道を確かめる。



リヴァイ「その緑色の上着、明日の入団式まで着とけよ。他人に顔を見られるな。いいな？」



A「・・わかった。明日の入団式で返す。じゃあ、私は部屋にもどる」



リヴァイ「俺は、訓練兵の訓練を見てくるとする。迷子になるなよ」



A「・・じゃあね」



いつものように冷たく言うと、空っぽの皿を返して、食堂を出た。



そこから、どこに寄り道することもなく、無事に真っ直ぐ帰れた。



部屋につくと、緑の上着を脱いだ。



部屋にあったハンガーにかけて、しわくちゃにならないようにする。



それから、ベットの上にすわり、静かに空をながめた。



A「憂鬱」



くもの流れを見ながら、変な事に思考力を使い、



夜になった。



寝る用意をして、はやめに就寝した。



全ては明日のために。

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