引き籠りと意識 ページ24
Aside
柚希今日家に帰って来れる?久しぶりに会いたいなー!
ハートスタンプ連打
突然ゆずからのメッセージ
急ぎの仕事がある訳でもないしまぁ、大丈夫
同居人が居る訳でもないから誰かに事前に知らせておかなければいけない訳でもないし、一人部屋って気楽
忍「A殿〜!流星隊Nのことで相談があるんでござるよ!」
今までは先輩の背中を見てきた後輩が率先して仕事を取るようになった
二年生の子が頑張っている
みんなが残してきたものを拾い集めて自分なりに整理して、糧にして進もうとしている
輝く笑顔が眩しい、これが流星イエローか・・・
なんて思いながらもサクサクと相談事を引き受ける、なんでも公園で行っていたヒーローショーが好評ならしく、新しい脚本を作ってみたから読んで欲しいとのこと
『では確認しますね、返事は明日でもいいですか?』
忍「よろしくお願いするでござる!では拙者はこれで!シュタタタタ!」
脚本か・・・すごいな
手元にある紙の束を眺める
こうやって頑張っている人が居て、それを支えるのが私の仕事で
それを私は誇りに思っていて―――――
レオ「A?」
『あれ、月永くん?』
レオ「ぼーっとしてたぞ?どうかしたのか?」
あれからどのくらい時間が経ったのだろう?
気がつくと外は暗くなっていた
『分からないです、なんか急に。疲れてるんでしょうか?』
レオ「早く帰った方が良いぞ〜!」
『そうですね。仕事も終わったことですし、帰る準備をしなくちゃ・・・』
準備をするもなんだか頭がぼーっとしてフラフラする
急にどうしてこんなことに・・・
レオ「A!」
倒れる寸でのところで月永くんに支えられる
レオ「ホントに大丈夫か〜!?」
『あはは、なんなんでしょうね?不思議な事もあるものですね・・・』
レオ「一人で帰れるか?」
『無理そうかも・・・』
レオ「送ってく」
『大丈夫ですよ、今日は実家に帰るので月永くんに迷惑がかかりますよ』
レオ「大丈夫、俺も家帰るから。久しぶりにルカたんに会いたいからな〜☆あ、もちろんちゃんと連絡してあるからな!」
『え、あの、ちょっと』
レオ「うん?」
当たり前のように私を先導していく
『いえ、なんでもないです』
ドキドキした
その気持ちを勘付かれないように慎重に、荷物を整理していく
一緒に帰るなんて初めてじゃないのに
意識し始めてはじめての二人っきりって言うのはちょっと、というかかなり
『緊張する・・・』
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ほたる(プロフ) - リンゴアメ!さん» 返信が遅くなりすみません!璃音ちゃんすごくいい子なんです!!ぜひ是非この後の活躍もご期待下さい! (2021年2月6日 22時) (レス) id: 316294f269 (このIDを非表示/違反報告)
リンゴアメ! - 離音ちゃん。本当は、ていうか、普通に良い子。 (2020年12月31日 10時) (レス) id: 4fea662fb0 (このIDを非表示/違反報告)
ほたる(プロフ) - たくあんさん» ありがとうございます!これからも楽しんでいただけるように頑張ります!! (2020年5月25日 0時) (レス) id: c7843103b7 (このIDを非表示/違反報告)
たくあん(プロフ) - すごく面白いです!毎回楽しみにしています!更新頑張ってください! (2020年5月24日 16時) (レス) id: 6dda6e3cbe (このIDを非表示/違反報告)
ほたる(プロフ) - Mikamiさん» ありがとうございます!!ひっそりじゃなくてばばーんと読んでくださいな(??) (2020年4月17日 16時) (レス) id: 316dd4594c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ほたる x他1人 | 作成日時:2020年4月14日 16時