世話を焼きたくなるあの子は陰キャで引き籠りでコミュ症です ６！

王様と兵隊 ページ20

レオside

事務所に行って帰ったことを報告しなくてはってことで結構迷ったけど何とか着いた
ここにAがいる

レオ「あぁ！インスピレーションが湧き上がってきたぁ！！！！メモ帳持ってて良かったぁ！」

Aから貰ったペンを使う
これを使うとなんとなく気持ちがしゃんとする。Aが近くにいるようで

巽「すみません、付き合わせちゃって」

藍良「ううん、俺がいけなかったよ。マヨさんだけに任せちゃったから今大変な訳だし・・・全くヒロくんは」

巽「元を辿れば俺の不注意でスマホのデータを吹っ飛ばしてしまったわけで、時間がかかりそうだったからAさんに午後の予定を変更していただく交渉を一彩さんとマヨイさんに任せてしまった俺の責任です」

藍良「とりあえず探さないと！ってうわ〜〜〜〜！！！」

なんか話し声が聞こえたと思ったら次は叫び声が
まだまだ俺の知らないアイドルが居るんだなーって他人事のように思って―――

藍良「タッツン先輩見て！Knightsの！！月永レオが居る！！」

俺？

レオ「えっと〜俺の知り合いにお前居たっけ？あ、待って考えるから！もしかしたら忘れちゃってるだけかもしれないし！そうだったら本当にごめん！！」

う〜ん、こんなに顔立ちが良い奴いたっけ？
スオ〜の知り合いにいたような、いないような？

藍良「おおお俺は白鳥藍良って言って！えっと、知り合いでは無いです！！」

レオ「ふ〜んそっか、じゃなくてなんで答えを言うんだよ！妄想しろよ〜！」

藍良「噂に聞く通り結構変な人かも・・・？」

巽「月永レオさんでしたか。ここらで天城一彩さんと礼瀬マヨイさんを見かけませんでしたか？」

レオ「え？え〜っと、それ俺の知り合い？」

巽「貴方の知り合いかどうかは分かりませんが、う〜ん、どうやって説明すればいいのでしょうか？」

藍良「なんかうるさい感じの子とおどおどしてる感じの人！どうです？見てませんか？」

レオ「えぇっと・・・」

一彩「兄さん！Aを人質に取ることは許さないよ！」

レオ「は！？」

藍良「これってヒロくんの声！？人質ってどういうこと！？」

巽「厄介な事に巻き込まれたようですね」

気がつくと声のする方に走り出していて

レオ「Aを離せ！！」

捕まっているであろうAを呼んだ

燐音「でも俺っちが二つ返事で了承したらつまんないっしょ？」

一彩「でもAの時間はAのものだ！」

『そうですねー一彩くんの言うとおりでーす』

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