引き籠りと誉 ページ46
司「とってもdeliciousですね！！」
泉「かさくぅん？」
司「せせ瀬名先輩！？もうこれで終わりにしますから！」
凛月「へ〜こんなに美味しいのに？もう止めちゃうんだ〜？」
ドキドキする
こんなにみなさん手が進んでいるのは私のクッキーが当たってないから
当たってしまえばきっと
あんず「大丈夫です、自信を持って下さい(コソッ」
篠宮さんが手を握ってくれている
レオ「ん？なんかこのクッキーは色が違うな！」
まさかの月永くんに当たってしまった
月永くんは正直ものだからきっとまずい！って言うだろう
それはそれで遠慮されない方がすっきりする
左の手でスカートのすそをぎゅっと握る
絆創膏のせいで少し握る手が痛い
あんず「えっと、そのクッキーは・・・」
レオ「あんず？なんかあるのか？」
嵐「えぇっとね〜あ、そうそう！こんなに食べたら皆太っちゃうわよォ？」
レオ「クッキー一つ食べたくらいでそんなに変わんない！」
泉「変わるからぁ！もう止めなってば！」
レオ「えぇ！俺一個も食べてないのに！？」
泉「あ〜・・・じゃあ一個だけだったら許してあげなくもないからぁ、さっさと食べる！かさくんが狙ってるよ？」
司「そんな訳ないじゃないですか！」
レオ「それじゃあいただきまーす☆」
食べて欲しくなかったなぁ
自然と涙が出てきてギュッと目をつぶった
レオ「・・・美味いなこれ！！」
あんず「そ、そうですか！」
レオ「なんかなーちょっとしょっぱいし苦い気もするんだけど、すっごく頑張ったんだなーって感じる味！ほんのり甘い！」
月永くんの言葉が
私が付けたバッテンをマルに変えていくような
不快な思いをさせてしまったらどうしよう、嫌われちゃったらどうしよう
私の頭にはそれしかなかった
でもそんなのいらなかった
月永くんの笑みが、月永くんの言葉が
そんないらない思考を溶かして月永くんの褒め言葉で私の頭が満たされていく
なんて優しいのだろうか
レオ「俺は好きな味だ！」
電流が流れたような
雷が落ちたような
そんな衝撃が走った
『ぁ・・・』
あんず「A先輩？」
『あの、その、私、用事があるので・・・失礼しますっ・・・！！』
嵐「あら？いきなりどうしちゃったのかしらァ？」
レオ「セナも食べるか？美味いぞ〜♪」
泉「別にいいけどぉ・・・正直苦くて美味しくない」
レオ「どこが！？」
あんず「そんなレオ先輩にお知らせです」
レオ「？？」
あんず「そのクッキーを作ったのは・・・」
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ほたる(プロフ) - 永遠のゼロさん» リクエスト遅くなり申し訳ありません！！リクエストありがとうございました！！ (2019年10月20日 18時) (
レス) id: 101ac6905b (このIDを非表示/違反報告)
有害君 - ありがとうございます！とっても面白かったです！！これからも応援しています！！！ (2019年10月17日 22時) (レス) id: ee0db65bd8 (このIDを非表示/違反報告)
ほたる(プロフ) - 有害君さん» ○○しないと出れない部屋みたいな感じになりましたがどうでしょうか？リクエストの消化が遅くなってしまい申し訳ありません！リクエストありがとうございました！！ (2019年10月17日 20時) (レス) id: 101ac6905b (このIDを非表示/違反報告)
永遠のゼロ - リクエストで「もし告白をするならどんな感じにする？」という質問に何故か皆で夢主ちゃんに向けて告白大会的なのを行う話をお願いします！！ (2019年10月11日 21時) (レス) id: 04d91ada70 (このIDを非表示/違反報告)
有害君 - 3.2で選んだ人か月永レオだったらどっちと付き合いたいですか！4.3で選んだ人か青葉つむぎならどっちと結婚したいですか！凄く変で質問が多いですけどお願いします！(ちなみに理由ありで無回答&選択外を言うのは×で！！) (2019年10月6日 23時) (レス) id: ee0db65bd8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ほたる x他1人 | 作成日時：2019年7月20日 20時
