引き籠りとぐうの音 ページ49
泉「それはあまりにもひどいんじゃないのぉ?」
千秋「そうだぞ!Aは授業を受けていないんだから分かるはずもない!」
「それは自業自得でしょう、どうして退学にならないのか・・・」
英智「先生」
敬人「やめろ英智、これはAの問題だ」
『退学にならないのは・・・良いこと、ですね〜ふわぁ』
斑「Aさん、テストどうするんだ?」
「三毛縞くん、どうするんだ、ではありません。受けなさい」
『受けたら帰っても良いの・・・?』
「そのテストが満点だった場合に限りますが」
『満点だったら帰れる・・・?』
「えぇ。まぁ無理でしょうけど」
『満点ね・・・分かった』
「では席に付きなさい、他の者も」
宗「ほんとに良いのかね?」
『大丈夫だよ宗君。私には不可能なんてないのだから☆』
宗「A・・・?」
『わっくんから借りた台本、意識が保てないんだ・・・。なんせ寝起きなので』
「では、始め」
これはのちに3―Aで伝説となって語り継がれる物語である←
五分後
『出来た・・・』
「どれ、見せてみなさい」
『今ここで採点してくれるの?ふわぁ』
「・・・」
『・・・』
「ありえない・・・」
『?』
「カンニングはしてないだろうな?」
『う〜ん』
「ではなぜこんな点数がとれる?」
薫「満点だ、すご〜い」
泉「これ見せちゃいけないやつでしょ・・・」
『わかんない』
「授業を受けなくても問題ないと言いたいのか?」
『ううん』
「別室で違う問題を解け」
『・・・なんで?』
「そういう疑惑がある」
『・・・もしカンニングをするなら、私はもっと大胆に。瀬名くんの解答を見るよ、一番数学が出来るからね。でも席が遠い。宗君は残念ながら数学は平均的、故に宗君のをカンニングしたところで意味はないよ。よって私はしていないの』
千秋「本当にAなのか?」
『何度でも受けるよ、でも結果は同じ。それでもする必要ある?』
「・・・」
『じゃあ、帰るね。ふあぁぁぁ〜』
敬人「本当に満点なのだな・・・」
英智「すごいねぇ、Aちゃんは」
薫「ちゃんと勉強してるってことか〜」
泉「確か中間テストとかも別室で受けてるって言ってたし、案外そこらへんはしっかりしてるんだねぇ」
斑「図書室ばかりにいると思ったら・・・ぐすっAさんは成長したなぁ」
敬人「もしかして、学年トップの成績は・・・」
290人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「あんスタ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ほたる(プロフ) - 凛々さん» そんな偶然が!?一応璃音さんはちゃんと良いキャラになるのでご安心を! (2020年1月19日 21時) (レス) id: 101ac6905b (このIDを非表示/違反報告)
凛々 - 璃音と設定していたらおんなじ名前だった(・ω・`*) (2020年1月19日 13時) (レス) id: 9f94443348 (このIDを非表示/違反報告)
ほたる(プロフ) - 翡翠さん» そう言ってもらえて嬉しいです!!作者もぎゅ〜したい!← (2019年7月13日 13時) (レス) id: 5adb5ae005 (このIDを非表示/違反報告)
翡翠(プロフ) - んんんッ:(*´////`*)私もぎゅーしたいです!というかされたいです! (2019年6月29日 22時) (レス) id: 66716d0bf0 (このIDを非表示/違反報告)
ほたる(プロフ) - 未來さん» フォロバ致しました!ありがとうございます!更新頑張ります! (2019年6月22日 21時) (レス) id: 5adb5ae005 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ほたる x他1人 | 作成日時:2019年4月30日 0時