検索窓
今日:3 hit、昨日:0 hit、合計:2,225 hit

第5話 ページ6

赤葦「それより、早くゼリー食べちゃいなよ」


そう言った赤葦くんは、私の返事も待たず
私の手を取り、スプーンとゼリーカップを持たせた

赤葦くんの手、熱い……


赤葦「今日は先輩が病院に来るから、その案内しないと」

A「そっか」


そんな大事な用事があったのに
わざわざ私の所に寄ってくれたなんて

自惚れちゃうな


A「そんなに急ぎなら、もう行ってもいいよ」


ゼリーも食べ終わったし、と空になったカップを見せた


A「先輩って、この前言ってた主将さんでしょ?」


確か全国で5本の指に入るエースって言ってた
そんな大事な人が病院って事はバレーボールで怪我でもしたのか

はたまた風邪か……

どちらにせよ、早めに病院には言った方がいい


赤葦「そう言う意味で急かしてないよ」

A「え?」

赤葦「今日はAと居れる時間が少ないからってこと」


胸がキュッと締め付けられた

今、私は誰かに必要とされている
これほど幸せなことはない

体温が異常な速度で上がる

きっと私は、さっきの赤葦くんよりも……


赤葦「赤いよ?」

続く  (更新停止中) お気に入り登録で更新通知を受け取ろう

←第4話


  • 金 運: ★☆☆☆☆
  • 恋愛運: ★★★☆☆
  • 健康運: ★★★★★
  • 全体運: ★★★☆☆

ラッキー梟

ミミズク


目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 8.7/10 (7 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

津久野@おかん - 遅くなったけど、見にきたよー。赤葦くん...かっこいい (2014年12月12日 20時) (レス) id: 1f8c85daf1 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ゆば太郎 x他1人 | 作成日時:2014年12月5日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。