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君の笑顔がなによりも、どんなものよりも

好きだった。




『(名前)、覚えてる？この合図。

ほら。昔秘密基地で作った俺と(名前)しか

知らない、俺らだけの暗号。』





いつも同じことで笑いあったね。




『(名前)ちゃん、悲しい顔してる。

…俺ならこんな顔させない自信あるのに。』




ふとした瞬間に。




『言わなきゃ分かんないんじゃないの
？ほら、まだ間に合うから。行ってきな！』




色んな君を思い出す。





『あの日の続き…。今聞かせて？

なんで俺を止めたの？』







"運命"なんて、存在しないって思ってた。


でもね。



"君"と出会えたこの奇跡はさ。




信じてみたいの。






君と見上げた桜も。


君とが初めてだったプリクラも。


君と一緒に黒板に落書きしたことも。


君と半分こしたおにぎりも。




忘れたくても忘れられない。


ううん。忘れたくないの。




だから。






"初めまして。"


"よろしくね？笑"






何回も。何回も。


砂時計をひっくり返して。


時間を巻き戻して。


君ともう1回会って、君ともう1回恋したい。






☆妹の彼氏。4話に入りました…！
今度こそ最終章！笑

宜しくお願いします！執筆状態：完結