淡い恋心×45 ページ47
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涼介「…A…?」
「…涼介…っ」
なんでだろう、泣くもんか。
その決心は彼にいとも簡単に打ち砕かれた。
ポッケから取り出した"これ"を思い切り投げる。
放物線を描いて微かに音を鳴らしながら彼の手に綺麗に収まった、それ。
涼介「…うぉっ…え、これ…」
「…ちゃんと付けときなさいよ、ばか」
涼介「なん、で? これ…」
「ペアルックじゃなくなるじゃんか、ばか」
もう片方のポッケから出した、羊のストラップ。
左右に揺れた羊と白色の鈴を手のひらの上において握る。
涼介「…Aその…ごめん…」
その"ごめん"が何に対しての"ごめん"か分からなかった。だけど感じた温もりは暖かかった。
「…許す。」
涼介「……!」
ゆっくりと背中に回された腕。
耳にあたるふわふわの髪が擽ったい。
涼介「…A。」
私の肩に手を置いてゆっくり離した涼介は
しっかりと私の瞳を見つめる。
「…うん。」
…。
「…あ、やっぱ待って!私から言いたい!」
涼介「…ムード壊すんじゃないよ、…まったく。笑」
「そんなムードだった?笑」
涼介「こーゆうのはさ、俺から言うのが普通なんじゃないの?」
「んまぁ、いいじゃん?お互い好きなんだし。笑」
涼介「あっ…おま何言ってんだよ…笑」
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・
・
理沙「ふふっ。笑 やーっと、上手くいった」
慧「ん、あれ、理沙いたのね笑」
大貴「なんか自分一人でやったみたいな言い方してっけど笑」
侑李「まぁ、この計画をやろうって言ったのは理沙だからね。」
慧「まぁな、こんな上手くいくとは思わなかったわ笑」
理沙「ほんとだよ、笑
この計画のほとんどを考えた知念ちゃん、すごいよ笑」
侑李「まぁ、僕ですから笑」
大貴「俺だって山田の潜入捜査したし。」
慧「俺も告白大会考えたし。」
「りょーすけ」
涼介「何よ笑」
「呼んでみただけー笑」
・
・
理沙「ま、結果的にあの2人がくっついて良かったよ。」
慧「んじゃそのお疲れ会ってことで今日は騒ぐかっ」
大貴「おー!賛成!」
理沙「私は遠慮します」
侑李「僕も。」
大貴「おい、お前らーノリ悪ぃなー」
慧「大ちゃんと2人とかやだからやめよ」
大貴「うぉい!!」
妹の彼氏。Fin♡
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やよい。(プロフ) - 由依さん» ありがとうございますっ!! 嬉しいお言葉を…!数ある小説の中から私の小説を読んでくださってありがとうございます!え、めっちゃ嬉しいです!!! (2017年11月12日 10時) (レス) id: 93d6e4e444 (このIDを非表示/違反報告)
由依 - 完結おめでとうございます。とても面白かったです!他の作品にも顔を出しますね(o^^o) (2017年11月12日 10時) (レス) id: 0583577ad2 (このIDを非表示/違反報告)
やよい。(プロフ) - 月のウサギさん» ありがとー!今日で終わるぜい!笑 (2017年11月6日 7時) (レス) id: 93d6e4e444 (このIDを非表示/違反報告)
月のウサギ - ヘイヘイヘイ!YOYO!笑こっちも待っとるよー。更新ファイトォン! (2017年10月28日 17時) (レス) id: 9fa9bdaaed (このIDを非表示/違反報告)
やよい。(プロフ) - I/Oさん» コメントありがとうございます!!あ、…確かにそうですね!笑 移行してからその辺を見ずに更新してました…汗 いやいや全然です!私、ほんと馬鹿なんで言ってくださってすごい助かりました!ありがとうございます!! (2017年10月25日 17時) (レス) id: 93d6e4e444 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:やよい。 | 作成日時:2017年8月26日 17時