やけくそ ページ7
私は少し親の事情で2、3日学校を休ませてもらい久しぶりにホスト部に来ていた。
身体測定がその間行われたみたいだけど一応私も別途で行っている。
そして今日は着物デーらしく私もハルヒと似たような着物を着ていた。
女A「A君もとても着物似合うわ」
女B「ホント...環様とはまた別の綺麗な感じ」
『そうですか？...ありがとうございます...でも...皆さんの方が綺麗だと思いますよ』
女B「はぅ！」
思ったことを言っただけなのだが女の子は倒れてしまった。
私は倒れてしまっては可哀想だと思い体を優しく抱き起こしてあげる。
『大丈夫ですか？』
女B「もう...だめ...」
女A「キャー！羨ましい！A君はクールな外見とは裏腹に癒し系でもあるのね」
『はぁ...』
鏡夜「A」
『っ！...鏡夜先輩』
鏡夜「最近はお前を指名する客も多い...この調子で頑張ってくれよ」
『はっはい...』
倒れた女の子はもう一人の女の子に任せようとしてると後ろから声をかけられギッギッギッと音を立てながら後ろを振り返れば鏡夜先輩が立っていた。
あの日頬にキスをされてから意識してしまって大変だ。
鏡夜先輩からしたらなんてことないのかもしれないけど。
そんなことを考えてると耳元に顔を近づけてきて
鏡夜「意識してるのか？」
『っ！...違います！べっ別に鏡夜先輩にあんなことされたからと言ってそんな意識なんてっ』
鏡夜「そうか？かなり焦ってるように見えるが」
『頬にキスぐらいなんてことないですもん...私だって誰にでも出来ますし』
鏡夜「ほー...出来るのか？」
つい言ってしまった言葉は訂正することが出来ず明らかに意地悪そうな顔をして私を見てくる鏡夜先輩にムッとしては私は歩いて環先輩のところに向かう。
環「ん？...おー！A！どうかしたか？」
『...』
環「ん？...っ！」
鏡夜「っ！」
環先輩は私が来たのが分かれば立ち上がり物凄い満面の笑みでこちらを見て来た。
まず環先輩の方が身長高いのに出来るのかな。
そう思ってためらっていたが後ろを振り返るとまだ意地悪な顔をしてる鏡夜先輩がいたためやけくそで先輩の着物の襟を掴んで下に屈ませればすかさず頬にキスを落とした。
女子全員「キャーーーー！」
環「A？！...なっなっ...」
『...なんです？』
環「そんないきなりっ」
『ダメでしたか？』
環「キューーーーン！」
首をかしげて聞けば環先輩は胸を抑えて倒れた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 158人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
うたプリ大好き?(プロフ) - 完結になっていますが、これで終わりなのでしょうか？ (2021年10月27日 20時) (
レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
I'm海月 - これで終わりなのは悲しいです泣 出来れば続編待ってます！ (2021年8月3日 23時) (レス) id: 248713b743 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：泡姫 | 作成日時：2019年5月28日 0時
