.（あむぎりside） ページ44
あむ「トイレ行ってくる」
ゆうた「おー」
控室から出てトイレに向かった
トイレに入ろうとした時、丁度ナベさんが出てきた
マネ「お疲れ様です」
あむ「お疲れ様です」
立ち去ろうとするナベさんに思わず『あのっ…』と声をかけた
マネ「…？」
あむ「ぇ、っと…その…」
マネ「トイレ、良いんですか？」
あむ「ぇ、ぁ…行きます」
マネ「どうぞ」
トイレを済ませて出るとナベさんは壁に寄りかかっていた
マネ「なんですか？」
あむ「ナベさんは、どう思ってますか？」
マネ「何がですか？」
あむ「Aちゃんのこと」
息を吐いたナベさんが壁から背を離した
マネ「場所変えましょう」
そう言って歩き出したから、ナベさんの後をついて行った
ナベさんが入ったのはAちゃんの控室
あむ「ぇ…」
マネ「今、他の方の所に行ってるので、誰もいません」
あむ「ぁ…はい…」
『失礼します』と控室に入った
マネ「聞きたいことは？」
あむ「俺が、Aちゃんを想ってることについて、どう思いますか？」
マネ「どう、というのは？」
あむ「迷惑とか」
マネ「俺が迷惑と思うことはありませんけど…」
あむ「Aちゃんが迷惑してるとか…」
マネ「…」
あむ「正直に言ってもらって、大丈夫なんで…」
マネ「迷惑なら、とっくに振られてると思いますよ？」
あむ「…」
マネ「あの人なりにちゃんと考えてるんだと思います」
あむ「…」
マネ「好意を寄せられて、嫌な人はいないと思います」
あむ「…」
真っ直ぐ、温かい言葉…
マネ「本気だって、言ったじゃないですか」
あむ「…」
マネ「本気ならそれで良いです」
あむ「…」
マネ「Aさんを傷つけないなら、それで良いです」
この人は、俺なんかよりずっと前から、
Aちゃんのことを支えてきたんだ…
何度も『死にたい』と泣いていたAちゃんを
俺なんかよりずっと前から知っている…
あむ「初めてなんです」
マネ「…」
あむ「幸せなことだけじゃなくて、辛いことも全部を一緒に受け止めてあげたいって思った人」
マネ「…」
あむ「恋愛経験少ないから、当たり前なんですけど」
マネ「…」
あむ「でも、それくらい本気で好きなんです」
マネ「…」
あむ「って、なんでナベさんに告白してるんでしょうね？」
そう言って笑った
マネ「いえ、そんなに想われて、幸せだと思いますよ」
あむ「ありがとうございます」
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明希(プロフ) - Rioさん» 誰とくっつけたいかは読んでいただいてると分かると思うんですが、どこまで書くかはまだ決まってません。コメントありがとうございます！ (2023年2月4日 13時) (
レス) id: bd6acc50a6 (このIDを非表示/違反報告)
Rio(プロフ) - この作品のオチ等は決まってるんですか、？素敵な作品ありがとうございます♪ (2023年2月3日 22時) (レス) id: 43556f048a (このIDを非表示/違反報告)
明希(プロフ) - コムレモン2さん» いつも読んで下さってありがとうございます！ (2023年1月15日 14時) (レス) id: bd6acc50a6 (このIDを非表示/違反報告)
コムレモン2(プロフ) - ほんとにこの話好き、はやく続きを見たいと思う (2023年1月15日 0時) (レス) @page27 id: 03e4820daa (このIDを非表示/違反報告)
明希(プロフ) - コムレモン2さん» ありがとうございます！ (2023年1月7日 13時) (レス) id: bd6acc50a6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：明希
| 作成日時：2022年12月7日 22時
