ねがてぃぶがやっつ ページ9
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会議が終わった後、今日は外部との取り引きだとかは無かったので、副長の補佐に回ることになった。
……補佐と言っても、特別なことは無い。大体野暮用…てか雑用。
ちなみに今日の仕事は、サボるであろう沖田の分の見廻り。
イライラした様子の土方さんに内心焦りつつ、何とか角が立たないようにその場を離れ、足早に沖田の元へ向かった。
理由は簡単、昨日の件を謝らなくちゃいけない。
沖田は会議が終わった瞬間さっさと出ていってしまったから、会議中起きてたのかもしれない。
……わざわざ寝たフリするなんて、なんでなのか私には理解できないけれど。
あくまで仮説というか可能性の話だから、考えても無駄なのになーなんて思っていると、自室の隣である沖田の部屋へ辿り着いた。
彼の部屋の前に立ち、今更何となく複雑な感情が込み上げてくる。
………めんどくさいって思われたらどうしよう!?
なんでィ、んなこと気にしてんのかよ…って、呆れた顔をする沖田がありありと想像できる。
と同時に怒った顔の沖田も全然想像できる、昨日何でか分かんないけど怒ってたみたいだから、謝っておかないと嫌われちゃうかも……。
さあっと顔から血の気が引くのを感じた。
うう、嫌われるのは困る……。
……合計5分ぐらい思案してから、結局、声をかけておくことにした。
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ヤマダ電機(プロフ) - 城崎 茉孤さん» 恐縮です…嬉しいお言葉ありがとうございます…!励みになります😭 (1月6日 22時) (レス) id: 7a7cca59ad (このIDを非表示/違反報告)
城崎 茉孤(プロフ) - 好きです…、文字書きとしてはクソみたいな感想投稿しちゃって申し訳ないんですけど、超好きです…。 (1月6日 12時) (レス) @page50 id: 8e9637cb28 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ヤマダ電機 | 作成日時:2023年12月10日 21時