【沖田総悟】ねがてぃぶがすぎる

ねがてぃぶがななつ ページ8

.


「………朝霧参謀、いつもの事だけど、やっぱりちょっと頼りないよな」


「あーわかる……、やっぱ唯一の女隊士だし弱そうだもんな……」


「今いないけど、伊東鴨太郎にはもう追い抜かされたみたいだしな……」



……全部聞こえてますよ、なんて言うことは私にはできない。全部その通りです、ハイ。


言われててどんどん自分が情けなくなる。ましてや二日酔いで遅刻なんて……はあ……、参謀にあるまじき計画性の無さ……！


聞こえてきた噂話に言い返すこともできず、聞こえていないフリを続け縮こまることしか出来なかった。



「____オイ、会議中の私語厳禁だ、切腹するか？」


「ひ、ひぃ……すみませんでした……」



土方さんが睨みを効かせてくれたおかげで、私の噂をしていた人達は黙ったものの、私の心中は晴れないまま。


……うう……本当、すみません……。


……ぎゅっと唇を噛んだ。








「…………………」



.

ねがてぃぶがやっつ→←ねがてぃぶがむっつ

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す