ねがてぃぶがにじゅうに ページ23
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そんな私を見た沖田は、それこそ信じられないとでも言いたげな顔をした。呆れたような目まで向けてきた。
私からしたらサボる方が信じられないが、彼の言うとおり私が真面目すぎるのかもしれない…、これが美徳だとは思ってないし。
しばらく私を新種の生き物でも見るみたいな目で見た後、沖田は再び歩き出した。
「昼寝スポット教えてやっから、大人しくついてきなせェ」
「ええ……やだよ……土方さんが怖い……」
「野郎への言い訳なんて俺に任せろィ、
伊達にサボりまくってやせんぜ」
「開き直ることじゃないよね」
「そんなに俺が信用なんねーんですかィ」
「ええ…まあ…
…サボることに関しては信用できる」
「だろィ」
「だからドヤ顔することじゃないよね」
……って突っ込みつつ、自分でも理由はわからないが沖田の後を追ってしまった。
なんでだろう、屯所に戻りたくない。
……いやでも……不安で胸が痛くなってきた。
バイト禁止の高校なのに学校に隠れてバイトしてる時とか、
寄り道禁止なのに、放課後に学校の近くのカラオケに行ってる時みたいな感じ。
……友達いないし、そんなことした事ないけど。
上手く言葉に出来ない…、けど胸がもやっとしたのは確かだ。
それに、こうしてなぜ沖田が私なんかと出かけてくれたのか、よくよく考えたらわからない。
私の数歩先を歩く沖田の背中を見つめ、罪悪感が生まれる。
……沖田が楽しいかはわからないけど、
一緒に出かけてる人が内心こんなこと考えてたら、きっと相手は嫌な気持ちになるだろう。
それにさっきから距離感が掴めない。
彼に強い言葉を使いすぎてないか、彼が嫌だと思うようなことを言ってないか、不安でたまらなかった。
……申し訳ないな、
やっぱり私なんかと出かけない方がいいのに。
………ああ、いや、こういうところがダメなのか。
私がそんな事を考えているとはつゆ知らず、ずかずかと公園に入っていく沖田。
まっまずい、私まで公園に入ってしまったら本格的にサボりになる……！
一旦周囲を確認し、見廻り中の隊士がいない事を確認した。
………どうする私。
ごくり、と唾を飲み込んだ。
唇を噛み考えを巡らせる。
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ヤマダ電機(プロフ) - 城崎 茉孤さん» 恐縮です…嬉しいお言葉ありがとうございます…！励みになります😭 (1月6日 22時) (
レス) id: 7a7cca59ad (このIDを非表示/違反報告)
城崎 茉孤(プロフ) - 好きです…、文字書きとしてはクソみたいな感想投稿しちゃって申し訳ないんですけど、超好きです…。 (1月6日 12時) (レス) @page50 id: 8e9637cb28 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヤマダ電機 | 作成日時：2023年12月10日 21時
