ねがてぃぶがふたつ ページ3
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「あ”ぁ”〜……」
…また過去の失敗を思い出して、今日も1人勝手に辛くなる。ふと見れば外は真っ暗で、時刻は午前3時だった。明日も仕事なのに。
こんな事をしている後悔と共に、何もしていなくともネガティブが降って湧いてくる。
………
………だめだ。
………無駄な思案を缶ビールに入った酒と共に奥に流し込んだ。
「う”う”……つら”いぃ”……」
本当に嫌になる、なんでか肝臓が強いから中々酔えなくて、現実を忘れてふわふわできるなんてことない。私は一生自分から逃げれないのかも。
机に突っ伏すと、木製のそれに涙のあとが簡単に着く。べこっと音がして缶ビールが握りつぶされるのを見ていた。
………私だって頑張ってるのに。
ああー羨ましい、私だって才能が欲しかった。どんなに頑張ったって仕方ないのなら、こんなに彼らを好きになるんじゃなかった。くそう。
深いため息をついて、最後の缶ビールの蓋を開けた。全然酔えなかった、明日気持ち悪くなるだけだ、わかってたのに。
泣く泣くその無意味な液体を一気に流し込んで、もう一度力任せに机に突っ伏す。
「……………もう嫌だ…………」
口をついて出た言葉。誰に届くわけでもなく、地面に落ちてぱっと消えてしまう。
_____返事がこないはず、なのに。
「ヤケ酒ですかィ、朝霧らしくねェや」
声のした方にゆっくりと首を動かす。
水のように流れ込んできたその声に驚きを隠せなかった。それでもぼんやりした思考と泣きすぎて痛い頭は変わらない。
「…………おき、た、」
「なんでいるの、って言いたそうな面してまさァ。
……ひでェ面」
「……………みないで」
ああそうだろうよ、酷い顔だろう。
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ヤマダ電機(プロフ) - 城崎 茉孤さん» 恐縮です…嬉しいお言葉ありがとうございます…!励みになります😭 (1月6日 22時) (レス) id: 7a7cca59ad (このIDを非表示/違反報告)
城崎 茉孤(プロフ) - 好きです…、文字書きとしてはクソみたいな感想投稿しちゃって申し訳ないんですけど、超好きです…。 (1月6日 12時) (レス) @page50 id: 8e9637cb28 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ヤマダ電機 | 作成日時:2023年12月10日 21時