ねがてぃぶがじゅうきゅう ページ20
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……………
「…………ああ、確かに……」
「だろィ」
なぜかドヤ顔をしてくる沖田。
そう言われてみると確かに…、猫だけじゃなくて、街中で生き物を見るとつい目で追ってしまう。
これが好き、ってものなのかも。
鳥とか犬とか、水族館も前行ったけどこれも好きなのかもしれない、癒されるから。
でも私でも自覚のなかったことが何でわかったんだろう？
「んじゃあ、勉強は好きですかィ」
「必要な事だけど、
上手く出来ないから、…好きじゃない」
「酒は？」
「……あんなの泥水だよ」
「随分嫌いみてェだな」
やっぱおもしれー、と笑う沖田。
………何がそんなに面白いのか、まったくわからない。
彼が満足そうだからいいか。
気がつけば、今私が持っている団子以外は全部なくなっていた。全部沖田の胃の中だろう、早いよ沖田。
ちまちま食べ進めていると、こっちをいたずらっ子のように見つめている沖田と目が合った。随分楽しそうだね。
彼は更ににやりと口角を上げると、楽しそうに次の質問をしてきた。
「俺のことは好きかィ」
「うん」
「…え、」
「真選組のみんなは、私にとって家族だから」
……何か変なことを言っただろうか。
楽しそうな表情から一転、土方さんを前にした時みたいな顔になってしまった。
「…………朝霧、てめー友達いねェだろ」
「なんで急に罵られたの私……
……って沖田もだよね、
人のこと言えないよね」
「その察しの悪さでここまで生きてこれたことが奇跡でさァ、
あと友達ぐれェいるに決まってんだろィ」
「え……うそぉ……うう……私だけ………？」
………ほんとにいつそんなに成長しちゃったの？
地味に傷ついた、ほんとに友達いないけどさ…。
あまりに絶望的すぎる返事に開いた口が塞がらない、顔から血の気が引いていくのを感じた。
てことは、わ、わたしだけ、置いてけぼり……！
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ヤマダ電機(プロフ) - 城崎 茉孤さん» 恐縮です…嬉しいお言葉ありがとうございます…！励みになります😭 (1月6日 22時) (
レス) id: 7a7cca59ad (このIDを非表示/違反報告)
城崎 茉孤(プロフ) - 好きです…、文字書きとしてはクソみたいな感想投稿しちゃって申し訳ないんですけど、超好きです…。 (1月6日 12時) (レス) @page50 id: 8e9637cb28 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヤマダ電機 | 作成日時：2023年12月10日 21時
