【黒バス】俺らキセキの世代とは違うんだけど① (ページ8)

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杏色と緑色1 ページ8

【萩本side】

萩本「おはよう桜太…何見てるの？」

いつもボーッとしながら歩いている桜太は、今日は何やら紙を見ていた

萩本「！それ…」

飴宮「うん、IH(インターハイ)の組み合わせ」

萩本「…誰かと当たる？」

飴宮「地区なら…“秀徳”。それと、“師表じゃない”けど正邦」

夏の戦いである“IH(インターハイ)”…それは、私達にとって再会の場である

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日向「東京都はA～Dまで4ブロックある。各ブロックの頂点1校のみが決勝リーグ進出。さらにその決勝で上位3チームに入って初めて、IH出場。300校以上の出場校から選ばれるのはたった3校。それがIHだ」

私達誠凛はAブロック

IHともなれば、バスケを“まだ”続けている人達には会えるかな…

日向「強豪がひしめき合っているが、特に同地区最強最大の敵は、“秀徳高校”。去年は全国ベスト8、しかも今年は海常と同じようにキセキの世代が1人入ってる。この超強豪校に勝てなければ、全国への切符は無い」

火神「そのキセキの世代と戦るには…決勝か…黒子、飴宮、お前らどんな奴か知ってんだろ？」

黒子「…口で言っても多分信じないですよ。…ただ、黄瀬君が最初に言ってたように、他の4人は格が違います。それが更に進化してたら…想像もつかないです」

飴宮「言っとくけど、俺は帝光じゃないし、中3ではバスケについて触れてない。キセキの世代がどこに進学したかなんて覚えてないよ。
ま、水樹は中3でもやってたけどね」

小金井「天光の師表って、全員中3でバスケ辞めたの？」

萩本「“ある2人”は残りました。他は辞めましたけど…」

元気かな…あの2人

日向「そうか…よし。秀徳に挑むためにもまずは初戦！気ｨ引き締めて行くぞ！！」

「「オウ！！」」

土田「そういえば監督は？」

萩本「偵察です。一回戦の相手の」

その後、すこぶる機嫌の悪そう(？)な監督が偵察から帰ってきて、説明によれば、どうやら一回戦の相手にセネガル人の留学生がいるらしく

萩本「なんというか…」

飴宮「デカくて黒いね」

萩本「コラコラ」

飴宮「ま、負ける気はしないよ。大きいだけのやつに。
まあ相手するつもりもないけど」

「「…は！？」」